商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
作中で書かれているとおり漠然と雅やかなイメージしかなかったため、正月26日中3日しか休めず行幸の遅延で休みがつぶれ深夜2時まで働く清原重憲さんの話なんか同情に耐えずに読みました。今と感覚は違うものの当時の官人たちの人間みのある様相が見えてくるのがよかった。
Posted by 
公卿、諸太夫、侍に分けて、平安貴族の仕事の仕方と昇進ルートを記述。 ①申文が出される。②先例を調べ対応案を作成する。③関白等関係者に根回しする。③続文(つぎぶみ)ー案と先例を整理した文書ーを作成する。④結政(かたなし)事務方で文書の確認をする。⑤陣の(定めでの)申文等(閣議)で上...
公卿、諸太夫、侍に分けて、平安貴族の仕事の仕方と昇進ルートを記述。 ①申文が出される。②先例を調べ対応案を作成する。③関白等関係者に根回しする。③続文(つぎぶみ)ー案と先例を整理した文書ーを作成する。④結政(かたなし)事務方で文書の確認をする。⑤陣の(定めでの)申文等(閣議)で上卿の審議を受ける。⑥天皇による決済。⓻文書を施行する。という現代と行政文書の処理の仕方である。陣の申文には公卿は小人数しか出ず、あらかじめ内諾している公卿は出ないことが多い。決裁権者である天皇・関白は出席せず。 諸太夫の昇進について、特に詳述。外記、史が出世コース。学生や史生から昇進を重ね六位外記になると順番で従五位に叙爵する。叙爵すると待機ポストで除目による任用を待つことになる。その間国司の下で私に働くことも。11世紀終わりには、この昇進ルートが途切れ家格による固定的なものに。 最後に従五位で終わった者にとっては、身につまされるところ。
Posted by 
イメージする優雅な平安貴族の日々。 しかし、その実態は、年中行事に追われる毎日。 祭礼の準備、書類を認め、挨拶回りに、それが終わったらまた次の仕事。 いったいいつ休んでいるのかという感じ。 中には未明近く、あるいは、夜が明けてから帰宅する貴族も。 平安時代から「前例があるから...
イメージする優雅な平安貴族の日々。 しかし、その実態は、年中行事に追われる毎日。 祭礼の準備、書類を認め、挨拶回りに、それが終わったらまた次の仕事。 いったいいつ休んでいるのかという感じ。 中には未明近く、あるいは、夜が明けてから帰宅する貴族も。 平安時代から「前例があるから」「前例がないから」という理由で、官僚の仕事が進んでいたのも面白かった。
Posted by 