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やがて訪れる春のために 新潮文庫
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やがて訪れる春のために 新潮文庫

はらだみずき(著者)

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やがて訪れる春のために 新潮文庫

737

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2023/05/29
JAN 9784101213828

やがて訪れる春のために

¥737

商品レビュー

4.3

40件のお客様レビュー

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2024/09/08

何でもかんでも、物語のようにはうまくいかない、ハルさんも奇跡的に元通りの様子にはならない… だからこそ、いい物語なんだと思う。この物語に出会えてよかった。 ハルさんのバラの謎も、ガーデナーにはなるほどの背景で、そういうところも素敵だなと思う。

Posted by ブクログ

2024/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家族や家やお金、簡単には割り切れない事が世の中には沢山あり例え身内であっても色々な考えの人たちがいてわかりあえたりあえなかったり。 まめ子一家の微妙な距離感がなんだか共感ができました。 お花の名前が出てくるたびに調べながら読み進めたので庭の様子が想像できて楽しかったです。 記憶で自分が構成されているからそれを段々と認知症で失っていくのは自分ごとと置き換えるとかなり怖いことのように思えました。自信がなくなっていくからこそ短気になってしまったりするのかなぁ。 最後は大団円で終わらなかったのも好きなポイントでした。物語は終わっても登場人物たちの生活は続いていく感じがよかったです。 題名通り、またハルが庭に訪れる事ができたらいいなと思いながら本を閉じました。

Posted by ブクログ

2024/09/05

2024.9.5 読了 年をとって少しずついろんなことが思い出せなくなってきているのをを自覚しながらひとりで暮らしてきた祖母のハル 骨折から入院→認知症が進み施設入所はよくある流れだと思う 自分のそう遠くない未来ではできるだけ自分らしく自立して生きていたいと願うけどハルの姿に自...

2024.9.5 読了 年をとって少しずついろんなことが思い出せなくなってきているのをを自覚しながらひとりで暮らしてきた祖母のハル 骨折から入院→認知症が進み施設入所はよくある流れだと思う 自分のそう遠くない未来ではできるだけ自分らしく自立して生きていたいと願うけどハルの姿に自分を重ねていろいろ考えさせられました。 真芽たちのその後も読んでみたいなと思える終わりかたが良かったです。

Posted by ブクログ

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