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言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか 中公新書2756
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言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか 中公新書2756

今井むつみ(著者), 秋田喜美(著者)

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言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか 中公新書2756

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2023/05/24
JAN 9784121027566

言語の本質

¥1,056

商品レビュー

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338件のお客様レビュー

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2026/07/14

【内容】 本書は、発達心理学者と言語学者がそれぞれの専門的視点から、人間はいかにして言語を獲得するのかを考察した共著である。 著者らは、オノマトペ(擬音語・擬態語)を、身体性の高いジェスチャーと、恣意的で体系化された言語との橋渡しを担う存在として位置づける。子どもはオノマトペを...

【内容】 本書は、発達心理学者と言語学者がそれぞれの専門的視点から、人間はいかにして言語を獲得するのかを考察した共著である。 著者らは、オノマトペ(擬音語・擬態語)を、身体性の高いジェスチャーと、恣意的で体系化された言語との橋渡しを担う存在として位置づける。子どもはオノマトペを足掛かりに、身体的な経験と抽象的な言語を結び付けながら言語を習得していく。 その過程では、人間特有のアブダクション(仮説形成)によって既存の知識から新たな知識を生み出し、それを足場として知識体系を自己拡張していく「ブーストラッピング」が重要な役割を果たす。こうした学習を通じて、身体性への依存が比較的低く、高い拡張性を備えた言語体系が形成される。また、恣意的な記号であるはずの言語が、身体的な感覚を伴って理解・使用されるのも、この過程によるものではないかと著者らは考察している。 このような観点から本書は、言語を単なる情報伝達の手段ではなく、身体性と記号性という二つの性質を併せ持ち、それらの相互作用の中で発達・運用されるシステムとして捉えている。 【感想】 「人間はどのようにして言語を習得するのか」という根源的な問いに対し、発達心理学と言語学の知見を統合して一つの説明を提示した良書だった。 専門的な内容でありながら、議論は具体例を交えつつ丁寧に積み上げられており、論理の飛躍を感じることなく読み進められる。また、本書は言語獲得の議論を現代のAIにも接続し、「AIは言葉の意味を本当に理解しているのか」という記号接地問題へと視野を広げている点も興味深い。 オノマトペを単なる言語表現ではなく、身体経験と抽象的な言語をつなぐ重要な役割として捉え直す視点や、言語を受動的に覚えるのではなく、ブーストラッピングを通じて主体的に構築していくという考え方は特に印象に残った。言語習得や子どもの発達への理解を深められるだけでなく、生成AIの可能性や限界を考える上でも多くの示唆を与えてくれる一冊のように思われた。

Posted by ブクログ

2026/07/09

言葉は辞書の中で生まれたのではない。赤ん坊の声、自然の音、人と人が思いを伝えようとする切実な営みの中で育まれてきた。言葉の誕生をオノマトペや認知の働きから読み解き、人間がどのように世界を理解し、共有してきたかを探る。言葉は単なる記号ではなく、音と意味、身体感覚が結び付いた生きた存...

言葉は辞書の中で生まれたのではない。赤ん坊の声、自然の音、人と人が思いを伝えようとする切実な営みの中で育まれてきた。言葉の誕生をオノマトペや認知の働きから読み解き、人間がどのように世界を理解し、共有してきたかを探る。言葉は単なる記号ではなく、音と意味、身体感覚が結び付いた生きた存在なのである。私たちは日々、何気なく言葉を交わしている。しかし、その一語一語には、人類が長い時間をかけて積み重ねてきた知恵と進化の記憶が息づいている。

Posted by ブクログ

2026/06/23

半分くらいはオノマトペについての解説、研究だったように感じた。母音の音からイメージされるものや、赤ちゃんのように言語を理解していない段階でも、言葉の音を聞いて何をイメージするのかを知ることができた。

Posted by ブクログ

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