商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山と渓谷社= |
発売年月日 | 2023/03/10 |
JAN | 9784635340434 |
- 書籍
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What's Next?終わりなき未踏への挑戦
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What's Next?終わりなき未踏への挑戦
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商品レビュー
4.5
8件のお客様レビュー
平出さん、中島さんが亡くなってから、この本を読もうと思った。本屋に行くとどこにも置いていない。Amazonで調べると、注文してからしばらく待たないといけないとのこと。それでも読みたかったので、すぐに注文。届くのを待った。 ようやく届いたこの本には、山への想い、パートナーへの想いが...
平出さん、中島さんが亡くなってから、この本を読もうと思った。本屋に行くとどこにも置いていない。Amazonで調べると、注文してからしばらく待たないといけないとのこと。それでも読みたかったので、すぐに注文。届くのを待った。 ようやく届いたこの本には、山への想い、パートナーへの想いが詰まっていた。泣きたくなるくらいに。 読んでいる間中、ずっと平出さんが語りかけてきた。穏やかで淡々とした語り口。それが心地よい。 変な話だが、私は最初のページを開いた瞬間から、読み終わらないでいたいと思っていた。永遠に平出さんの話を聞いていたいと思ったのだ。 でも、ついに今日読み終えてしまった。 なぜ命をかけてまで山に登るのか。 分からない、でも分かるような気もする。 私は登山をしない(低山に登ることはあるが)。 なのに、不思議と山に惹かれ、登山をする人の姿にも惹かれている。 平出さん、中島さん、谷口けいさんも、みんないなくなってしまった。 悲しい。 でも、心には、彼らの挑戦した姿が残っている。 平出さん、中島さん、谷口さん、ありがとうございました。
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あれから1ヶ月ちょっと。 読んでいて辛くなることもあって、ゆっくりだけど読了。 平出さんの凄さを少しでも吸収して生きていきたい。
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2024年7月に遭難して亡くなった(と判断された)平出和也さんの挑戦の軌跡だ。2023年3月に初版一刷・2024年4月に三刷なので、遭難事故が無くても広く読まれている。 本書に記録されている登攀について、コメントできるほど詳しくないが、これらの登攀の先に遭難や事故が発生する...
2024年7月に遭難して亡くなった(と判断された)平出和也さんの挑戦の軌跡だ。2023年3月に初版一刷・2024年4月に三刷なので、遭難事故が無くても広く読まれている。 本書に記録されている登攀について、コメントできるほど詳しくないが、これらの登攀の先に遭難や事故が発生することは予見できる。遭難や事故を高いスキルと強靭さで回避してきた様も良くわかるが、次は回避しきれないのではないかという予感は残る。実際、そうなってしまったことが残念だ。 角幡唯介さんの著書『狩りと漂泊』に、“43歳の落とし穴”という一章があり、簡単に言うと、スキルが向上していく経験線と加齢に伴う体力の下降を示す生命力線がクロスし、さらに乖離していくのが40歳を過ぎる頃、43歳がいわば鬼門である説だ。植村直己さんがデナリで遭難したのも、平出さんのクライミングパートナーであった谷口けいさんも43歳であったと。平出さんは45歳で今回の遭難だ。残念だけれど、運を持ってこられなかったということだろうか。
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