商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/2023 |
| 発売年月日 | 2023/05/10 |
| JAN | 9784120056536 |
- 書籍
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明治のナイチンゲール 大関和物語
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明治のナイチンゲール 大関和物語
¥2,530
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商品レビュー
4.2
17件のお客様レビュー
朝ドラ『風,薫る』の原作ということで,ずっと前に県立図書館に予約したのだが,やっと手元に届いた。約3ヶ月待ちだった。 本当の物語は,もちろん,ドラマの内容とは違う。 しかし,キリスト教が絡んでいたり,元武士の出だったり,二人の看護師(大関和・鈴木雅)が影響し合ったりするところは...
朝ドラ『風,薫る』の原作ということで,ずっと前に県立図書館に予約したのだが,やっと手元に届いた。約3ヶ月待ちだった。 本当の物語は,もちろん,ドラマの内容とは違う。 しかし,キリスト教が絡んでいたり,元武士の出だったり,二人の看護師(大関和・鈴木雅)が影響し合ったりするところは同じだ。 大関和という女性がの生き方は,やはりすごい。看護という仕事が必要になる時代だったという社会的条件があったとはいうものの,こうして一人の女性が邁進していく姿には感心する。 本書最後の「エピローグ」には,大関和の最期が述べられている。 昭和三(1928)年に刊行された『女子学院五十年史』に,「過去を辿って」という文章を寄せた大関和は,その最後を「大正十二年九月一日の未曾有の大震大火災を経ましてから,兎角病気がちになりまして,ただ神の寵愛の中に静かに暮しております」と結んだ。翌年,脳出血に倒れ,二年半病臥したあと,七十四歳でこの世を去る。(本書305ぺ) 著者の田中氏は,名前が残らない当時の看護婦にも思いを馳せ,物語を次のように締めくくる。 本書の執筆中,史料を渉猟するなかで,こうした名もなき看護婦たちの物語にいくつも出会った。彼女たちの高邁な精神の原点に,大関和や鈴木雅らがいるように思えてならない。今この瞬間も,全国で幾万の看護師たちが立ち働き,様々な物語を紡いでいる。(本書311ぺ)
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朝ドラを見ているかの読んだ! 仕事で土曜日しか見ることができないが 先進を切るのはさぞかし困難ごあったと 思う。 上手くいったのはバディのお陰! ひとりでは乗り切れなかったのでは
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凄く良い読み物だった。 朝ドラから興味を持って読んだ本だったが、史実に合わせたフィクション(評伝小説)なのでこちらのままドラマ化すればいいのになと思ったが1日15分では足りないだろう(ただ、娘の名前を環にしたのは謎ではある) 虎に翼でも思ったが、女性の人権が無いような世界や時代に...
凄く良い読み物だった。 朝ドラから興味を持って読んだ本だったが、史実に合わせたフィクション(評伝小説)なのでこちらのままドラマ化すればいいのになと思ったが1日15分では足りないだろう(ただ、娘の名前を環にしたのは謎ではある) 虎に翼でも思ったが、女性の人権が無いような世界や時代に先陣を切って時代を切り開いてくれた女性達には頭が上がらない。だが、そんな女性達を妨害するのは世界そのものであり、男性だ。医者になろうと学ぼうとする女学生に嫌がらせをしたり暴行を加えたり、なんて卑しい存在なのか。 「公娼制度は遊郭の女たちだけの問題ではありません。金で女を買うことができる、それを政府が公認しているということが、この国の女性観に決定的な影響を与えているのです。富のある男が妾を囲うことが誉れとされるのも、女は金で買えるという考えがあるからです」 「政府は男には遊郭を用意しながら、女が不貞を働けば姦通罪に問うのですから、これ以上の不公平はありません」 これは今日まで続いている問題である。 令和になっても日本の男の女に対する認識は“自分達が自由にできるモノ”なのだ。 こんな世界で自分達の信念を信じ、献身し続け生きた大関和達の人生は涙無しでは見られない。 そして女性がつく仕事だという認識が作られたからこそ、賃金の低さがあり、今日もその問題は地続きに存在している。
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