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テムズとともに 英国の二年間
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テムズとともに 英国の二年間

徳仁親王(著者)

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テムズとともに 英国の二年間

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2023/04/22
JAN 9784314012003

テムズとともに

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商品レビュー

4

66件のお客様レビュー

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2026/07/04

今までにないことですが、少し緊張しながら本を手に取り最初のページを開きました。気品のある文章に冒頭から引き込まれ、一字一句疎かにできないと覚悟を決めて読み進めました。他の皇族の留学記を以前読みましたが、本書は佇まいが全く異なり、天皇陛下と天皇家とは本当に唯一無二、特別の存在なのだ...

今までにないことですが、少し緊張しながら本を手に取り最初のページを開きました。気品のある文章に冒頭から引き込まれ、一字一句疎かにできないと覚悟を決めて読み進めました。他の皇族の留学記を以前読みましたが、本書は佇まいが全く異なり、天皇陛下と天皇家とは本当に唯一無二、特別の存在なのだと実感しました。内容も桁違いで、以前の皇族の本では自分もそのような経験をしてみたいと身近に感じられる雰囲気でしたが、今回はとてもこのような世界に足を踏み入れることはできないと平伏させられました。もう一つ感じたのは天皇も我々と同じ人間だということ。上皇様、上皇后様を父、母と、ご弟妹を含め家族と呼ばれていることがとても新鮮でした。なのに自由な行動は生涯にわたりほとんどできない、何とも大変なことだと思います。 このような天皇陛下を持つ日本国民は幸せだと思います。だからこそ漢字も読めないような人物の逆賊麻生太郎の今回の悪だくみは絶対に阻止しなければなりません。 30年後のあとがきも素晴らしかったです。最後に、陛下には本書を執筆いただき深く感謝いたします。

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2026/05/11

今上天皇陛下の、皇太子時代の英国留学記。2年間の留学が陛下にとってどれだけ楽しいものだったのか、キラキラした思い出が本当に丁寧に、大切に綴られていました。

Posted by ブクログ

2026/04/13

天皇陛下がまだ浩宮様だった頃にオックスフォード大学へ留学された2年間の記録である。 オックスフォードに日帰り旅行に行く予定があったので、日本人が書いたオックスフォードに関する本がないかなぁと探していて発見。 印象的なのはやはり、常に上品。陛下が留学された1983年は43年も前の...

天皇陛下がまだ浩宮様だった頃にオックスフォード大学へ留学された2年間の記録である。 オックスフォードに日帰り旅行に行く予定があったので、日本人が書いたオックスフォードに関する本がないかなぁと探していて発見。 印象的なのはやはり、常に上品。陛下が留学された1983年は43年も前の話で、インターネットもなければ携帯電話やポケットベルなどの通信機器などはなく、(ワープロすら存在していなさそう?)その時期に海外へ行かれた方というのは本当にご苦労されたことだろうと思う。 それなのに、陛下は泣き言一つおっしゃられていない!(強いていうならば、学食で少量でお願いします、というのを忘れて茹で過ぎの野菜がメインと同等の量になってしまいうんざりした、くらいだった気がする。) なのに私ときたら、イギリスは天気が悪いだ、ご飯がまずいだ、人が無愛想だって文句ばかり言っている。陛下はイギリスの良いところをたくさん見つけられて、積極的にイギリスを知ろうと努力されていたように見える。ご友人とパブやパーティに出かけられたり、ボートレースやテニスをされたり、または音楽会もされていた。もちろん陛下が多彩であるからそういった機会に恵まれたのであろうと察するけれど、私は特に何もしてない。恥ずかしい。毎日毎日イギリス人を目の敵にして早く日本に帰ることばかりを考えている私。もっと早く読みたかったな。 陛下が何事にも寛容で、常に謙虚な姿勢で対応したり解釈されていることに頭が下がる。それが故に、たくさんのご友人や先生方に出会い、親交を深められたと思う。 そしてオックスフォードだけでなく、イギリスの歴史、そしてタイトルにもあるテムズ川についても非常に勉強になり、オックスフォードに行くのが待ち遠しい。きっと43年前とは何もかもが変わってしまっているのかもしれないが、ここに陛下がいらっしゃったんだと思ったら格段に見えるものが変わってくるような気がする。 陛下から見たイギリス人の章で、 石と木の違いと関連してもう一ついえることは、日本とイギリスにおける「プライベート」ということに関する考え方の相違である。この点は現代の住宅事情に負うところも多いであろうが、私は、イギリスの人々がプライベートな時間、生活、空間をひじょうに大切にするように思う。彼らと話をしていても、ある部分までは自分のことについて話すが、あるところから先は他人の踏み込めない領域があるように感じる。カントリー・ハウスなどでも、プライベートと書かれた標識があると、たとえ柵も何もなく簡単に越えて行けそうでも、まずは入り込むことはない。彼らはバカンスを精一杯楽しむ。バカンスの日々は、次の仕事に対するエネルギーを蓄える大切な時間であるかのように。要するに、彼らは伝統的な個人主義にもとづいて、自己というものの領域をしっかりもっており、そこにはお互いに踏み込まないように人々の間で暗黙の了解があるように思う。これは、石で外と隔てられた空間と、紙とか木という誰でも簡単に入ってこられそうなたいへんに薄い仕切り空間の中にいる人間の、アイデンティティの相違なのであろうか。 これがもっと早くわかっていたら、イギリス人が無愛想なことくらいとっくの昔に許してたなぁー。 生まれた時からご自身の将来が決められている宿命というのはどんな気持ちなんだろうか?陛下が初めて手にした本当の自由行動、冒険がいかに楽しく充実したものだったかがわかるし、そのことを述べられている章では少し切ない気持ちになった。

Posted by ブクログ

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