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ロスノフスキ家の娘(上) ハーパーBOOKS
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ロスノフスキ家の娘(上) ハーパーBOOKS

ジェフリー・アーチャー(著者), 戸田裕之(訳者)

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ロスノフスキ家の娘(上) ハーパーBOOKS

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーパーコリンズ・ジャパン
発売年月日 2023/04/24
JAN 9784596771322

ロスノフスキ家の娘(上)

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商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2023/08/13

実は、ロンドン警視庁の第4シリーズかと早合点してしまった(^^; 時代背景は上記シリーズと同じ古さ、それなりにアメリカの歴史を楽しめたが、壮大な一代記ものはちょっと苦手。 ということで、後半は政治も絡むということで、上巻でひとまず終了。 時間を経て、下巻に挑戦します。

Posted by ブクログ

2023/05/24

ジェフリー・アーチャーは面白い。 この『ロスノフスキ家の娘』も当然面白い。 だってあの名作『ケインとアベル』縁の話だから! 「なにそれ。『ケインとアベル』読んでないと、面白くないんじゃないの?」 大丈夫。 だって私も『ケインとアベル』を読んでいないから。 けれど面白かったから! ...

ジェフリー・アーチャーは面白い。 この『ロスノフスキ家の娘』も当然面白い。 だってあの名作『ケインとアベル』縁の話だから! 「なにそれ。『ケインとアベル』読んでないと、面白くないんじゃないの?」 大丈夫。 だって私も『ケインとアベル』を読んでいないから。 けれど面白かったから! フロレンティナ・ロスノフスキ――これは彼女の物語である。 前作『ケインとアベル』の主人公アベル・ロスノフスキの一人娘だ。 「するとやっぱり『ケインとアベル』を読んでからのほうが――」 だから大丈夫。 前作のあらましについては、こちらの本でも書かれる。 読んでいるうちに「ふうん、そんなことがあったのか」と、わかってくる。 これはフロレンティナ・ロスノフスキの一代記だ。 彼女が生まれて、育って、学んで、恋をして、そして野心と才能のままに、20世紀アメリカを生きていく物語なのだ。 1934年から1995年の未来に渡っての物語である。 未来? そう。実は本作が出版されたのはまず1982年である。 それが2017年に改訂版が出て、これはその翻訳だ。 改訂前のものも日本で出ていたのだが、出版社も翻訳者も違っている。 そしてそちらは今や絶版だ。 著者ジェフリー・アーチャーはイギリス人だ。 それがアメリカについて書くのだから大変だったろう。 しかもテーマに、あのややこしい大統領選がある。 『「・・・・・・、現行の予備選挙制度をよしとしておられますか?」 「いいえ、よしとしていません。・・・・・・」』(下 260頁) リサーチに2年かかったらしいが、無理もない。 女性で、ポーランド系で、カトリックの大統領は、アメリカに誕生するのだろうかというのが大きなテーマだが、果たして、今、著者に訊いてみたいのは、執筆時、21世紀になって20年以上たった今でも、まだアメリカに女性大統領がいないということを、予想していたかということだ。 今となっては、さて、テーマになりうるのは、白人でない(ラテン系、アジア系)、キリスト教徒でない(イスラム教徒、無神論者)、LGBTクラスだろうか? 80年代に書かれた、アメリカ現代史であり、近未来も舞台にした物語である。 フロレンティナがどう成長していくのかは、明かしてしまうと面白くないので明かさないが、前作を読んだ方にはなお感慨深いのではないか。 『ケインとアベル』を読んだ方も読んでいない方も、ぜひ。

Posted by ブクログ

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