商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2023/04/21 |
JAN | 9784576230337 |
- 書籍
- 文庫
女優エヴリンの七人の夫
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女優エヴリンの七人の夫
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商品レビュー
4.6
6件のお客様レビュー
途中から予想外の展開で面白かった。実際にもそういうセレブ、いたんだろうな。 終盤の秘密の結婚式のシーン、泣きそうになった。 (ところで、「陥るのが贅沢なパニック」って何?)
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大女優エヴリンから自分が死んだら自伝を書いてほしいと無名のライターが指名される。 父親の虐待から逃げるようにハリウッドに行き、身体を利用しながらも登り詰めて行く過程とそれに絡む七人の夫との馴れ初めを聞くうちに、彼女がラズビアンであり、それを隠しながら過ごしていったことを知らされる。七人の夫の中で一番心から繋がっていたゲイのハリーとはデビューの頃からの戦友であり、親友、そして家族だった。その彼が事故にあい一緒に車に乗っていた彼氏が指名されたライターの父だった。
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星4.5くらい。 面白かった。 最初はスルーしていたけど、LGBTQ関連の作品と聞いて興味を持ち、読んでみた。面白かった。 700頁越えに、ちょっと億劫さを覚えていたけど、自伝を作るということで、語り口調が読みやすくて、夢中になって読んだ。面白かった。 なぜ、モニークに依頼したのかは、まあなんかあるだろうな、両親のどちらかが関係者だろうなと思ったけど、ハリーの恋人だったとはな。なるほどな。 エヴリンの生い立ちについて、ハリウッドで成功するまでのところは、特にマリリン・モンローっぽいなと感じた。男からの視線から自分の武器が何であるか理解し、のしあがっていくところは、悲しいけれど面白い。 映画監督と結婚した時、彼は女優と寝て私と朝目覚める、というような言い回しが出てきたけど、まさにって感じで面白かった。エヴリンの本質を理解し愛してくれたのは、ハリーと彼女(とその兄)だけだったんだなあって感じ。 モニークへ依頼したのは、父親の件以外にも安楽死についての記事を書いたから、というのも効いてて面白かった。なるほどな。映画化するらしいので楽しみ。 晩年の彼女の容姿は、オードリー・ヘップバーンの姿を想像していた。
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