商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日経BP/日経BPマーケティン |
| 発売年月日 | 2023/04/04 |
| JAN | 9784296117543 |
- 書籍
- 文庫
国富論(上)
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国富論(上)
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
竹中平蔵の『経済古典は役に立つ』を読んだ勢いで、古典中の古典、アダム・スミスの『国富論』に手を出した。というか、出してしまった、、、。 現在、上巻を読み終えたところであり、まだ中巻・下巻を残しているため、本書全体について評価する段階にはないのだけれと、率直な感想をまとめておきた...
竹中平蔵の『経済古典は役に立つ』を読んだ勢いで、古典中の古典、アダム・スミスの『国富論』に手を出した。というか、出してしまった、、、。 現在、上巻を読み終えたところであり、まだ中巻・下巻を残しているため、本書全体について評価する段階にはないのだけれと、率直な感想をまとめておきたい。 読み始めは面白かった。分業によって生産性が飛躍的に高まり、それが社会全体の豊かさにつながるという説明は、250年以上前の著作とは思えないほど説得力があり、現代の企業経営や組織運営にも通じる考え方だと感じた。さすが後世まで残る名著。 しかし、読み進めるにつれて辛くなってくる。同じテーマをさまざまな事例や視点から丹念に論じる構成は、理論を積み上げるうえで必要だったのだろうが、経済素人の私には細部にまで踏み込みすぎていてもどかしい。かなりの集中力を要する作業になってしまった。 それでも、上巻だけでも「社会はなぜ豊かになるのか」という問いに真正面から向き合った古典の凄みは十分に感じた。この先、中巻・下巻を読み進めることで、より深く、アダム・スミスの思想を理解できるように、自分に期待したい。 しかし、先は長い!!
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01054732
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学生時代になんとなく習った気がするけど、よく思い出せない代表例がアダム・スミス『国富論』であろう。国富論といえば「神の見えざる手」という表現が有名であり、マーケットメカニズムよって国民が欲するあらゆるサービスが提供されるので、国家の権限は治安維持や国防、司法に限定すべきであるとい...
学生時代になんとなく習った気がするけど、よく思い出せない代表例がアダム・スミス『国富論』であろう。国富論といえば「神の見えざる手」という表現が有名であり、マーケットメカニズムよって国民が欲するあらゆるサービスが提供されるので、国家の権限は治安維持や国防、司法に限定すべきであるといった新自由主義的文脈に援用されることが多い。 しかし、アダム・スミスはそんなことは一言も言っていない。自由放任主義によって個人の利己的な行動が市場の調整機能によって全体の経済を豊かにするという内容は出てくるものの、むしろ主題にしているのは道徳経済論という理性や責任に基づいた経済活動の重要性である。 そしてこのような古典がどうしてこれまで頭に入ってこなかったのかといえば、翻訳が大仰かつ回りくどかったからであろう。その意味において、この新約は口語体で分かりやすく、読み進めやすくなっている。労働、分業、商品、貨幣、資本、土地、利子、税といった現代の経済を取り巻く諸要素を体系的に理解する上で、まったく古びていない内容である。
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