商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2023/03/23 |
JAN | 9784152102249 |
- 書籍
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黒猫と語らう四人のイリュージョニスト
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黒猫と語らう四人のイリュージョニスト
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商品レビュー
3.6
15件のお客様レビュー
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この行き場のない気持ちを!!どうしたら良いのですか!! 発売してからしばらく時間が経ってしまって、ようやく読めたと思ったら。。。いや逆にゆっくり読めたこのタイミングでよかった。そうじゃなかったらどうなっていたことか。。。 今回は黒猫視点がメインと聞いていたのでどんな感じになるかなと思ったけど、他者から見ると黒猫は得体の知れない者に見えるんだなと。今までは付き人ちゃんやその時の相方視点からの黒猫だから余計にそう思うのかも。特に付き人ちゃんとは、「2人で1つ」と言っても過言じゃなかったしっくりしたものがあったあったから。どっちが欠けてもダメだった。 分かってるんです!今の付き人ちゃんが成長して変わってきて……分かってるんですけど!!受け入れられない(完全に私的感情)。長い間ずっと黒猫と付き人ちゃんと一緒にポーの作品を通じていろんなことを考えてきたから、余計に。。。映画のところで私は「最終回なのかなこれ」って悟りましたもん。こんなモチーフの数々を。。。 黒猫に「私的感情が多すぎる」と言われそうなのでこのへんにしておいてやります。 ハラスメント(特に性にまつわる)話だったり、トレパクの話だったり、炎上だったり。美的視点からの考え方にいろいろ一緒になって考えつつ、ポーの作品も知らなかった作品をまた知れて。トレパクの話は他人事ではないし、何度か出てきているコピーや模倣の話にもつながったので自分の中でもおもしろく読めた。過去と記憶について黒猫自身に言い聞かせていたとするなら。。。あのですね(以下略 追記 森先生があとがきを書いてらっしゃいました。これでだいぶ救われました。。。 https://note.com/millionmaro/n/n6a0e9b7426f3?sub_rt=share_b
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読後に考えたのは、理想と現実のちがいについて。 夢は、幻想は、どれだけ現実に近くとも現実にはなれないのかななどと考えてしまった。黒猫含め様々な人と出会い、対話していく中で成長し、身の回りの環境が変わっていく中でした彼女の決断を尊重したい。 過去は忘れるべきなのかどうか。解釈のずれが見られたが、どちらも正しいと思える。過去は変わらないし消えない。私は忘れないと言う彼女の成長と強さを垣間見た。
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ショックだなああ。 確かに一緒にいる未来ってどちらかに無理が生じる感じだったけども。 付き人の方が我慢する未来は黒猫も望まないだろうし。母のこともあってそれも無理だし。 付き人がきちんと自分の頭で考えられる自立した人だからこその決断。 安直なハッピーエンドにしないのはいいかも。 結末から読み直すと、そういうことだったのかと衝撃…。 まだショックを引きずっている…。 人生のほろ苦さと共に、また何かのタイミングで黒猫と交わることになってもいいかな。
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