商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2023/03/20 |
| JAN | 9784620108636 |
- 書籍
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Row&Row
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商品レビュー
3.7
68件のお客様レビュー
他人から見れば仲のいい夫婦。 理解のある夫と眺めの良い家を持ち、多忙だがやりがいのある仕事もある。 気になるのはどれもこれも些細なことだ。 幸せだと思わなければバチが当たる。 それでも日常となると無視できなくなる違和感を抱えている夫婦は意外と多い。 「そこにないものの話ができな...
他人から見れば仲のいい夫婦。 理解のある夫と眺めの良い家を持ち、多忙だがやりがいのある仕事もある。 気になるのはどれもこれも些細なことだ。 幸せだと思わなければバチが当たる。 それでも日常となると無視できなくなる違和感を抱えている夫婦は意外と多い。 「そこにないものの話ができない相手はしんどい」 言い当てられたようにハッとさせられた自分がいた。 こどものこと、夕食のこと、現実味を帯びた身近なものや、目の前にあるもの会話が出るのはいたって普通のはずだ。 それなのに、そこにはないものの話ができるかどうかを考えただけで、その人との関係性が浮き彫りになる気がする。 これからどんなに一緒にいようとも、満たされることのない関係を思う寂しさと憂鬱さ。修正の効かなくなる行き違いにいくらかでも早く気づけていたならと思う夫婦は、見えないだけで驚くほど多いのだろう。 かつての自由を思い出さなければならないほど、結婚した女に自由はないのか。 自分の逃げ込める場所や英気を養える空間すら手に入れられないのは耐えられない。 夫婦でいても、いられなくなっても。 どんなに愛した相手であっても、時に想いも関係すらも変わっていく。 終わりを告げることもある。 間違えることが怖くなくなること。 潔く間違いを認められる勇気が得られること。 何かを乗り越えた女性は強い。 一旦失って再び手に入れた自由の味はどんなものなのだろうか。 自分を好きでいられることこそが、自由と呼べるのだと思う。
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結構な厚みがある本で読了できるか不安だったけど、一本の映画を観ているような満足感のある作品で最後まで楽しめた。 夫婦って難しいな、人の気持ちって難しいなと改めて感じた。
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分厚い!重い!となりながらも、あっという間に読み終わった。 グイグイ読ませる力がすごい。 モテる人には常に順番待ちの人がいるってよく聞く話だけど、まさにそれでしたな〜 どうやって関係を持続させるかって本当に難しいなと思っちゃった。 孝之の無神経ぶりにはさすがに白目でした。
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