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地下図書館の海 海外文学セレクション

3,740円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2023/03/13 |
JAN | 9784488016869 |
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地下図書館の海
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地下図書館の海
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商品レビュー
3.3
17件のお客様レビュー
わけわからず始まってわけわからず終わっていった。 放心して笑いが込み上げてきて満足のため息で落ち着く感じ。 ものすごいハイファンタジー(と言えるかは現実とも繋がってるから微妙だけどぶっ飛んではいる)の世界を覗き込んだ感じ。 誰か大金注ぎ込んで映像化してくれ頼む。 絶対ものすごい...
わけわからず始まってわけわからず終わっていった。 放心して笑いが込み上げてきて満足のため息で落ち着く感じ。 ものすごいハイファンタジー(と言えるかは現実とも繋がってるから微妙だけどぶっ飛んではいる)の世界を覗き込んだ感じ。 誰か大金注ぎ込んで映像化してくれ頼む。 絶対ものすごい物になると思う。 しばらく余韻がすごいけど、読むの大変だったから再読はしんどいな笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「地下図書館の海」の、物語全体が持つ壮大さと繊細さに圧倒された。この本は、ただ一つのストーリーを語るのではなく、無数の物語が絡み合い、読み手自身がその断片を紡いでいくような感覚を与える作品だと思う。 感想としては、 1. 選択と運命の美しさ 物語の核心には「選択」や「運命」があるけれど、それらは決してどちらか一方が答えではなく、両方が織りなすものだと感じた。運命があらかじめ決まっているとしても、その道をどう歩むかを選ぶのは自分。ドリアンやザカリー、エリナーたちはそれぞれの物語の中で「自分がどうありたいか」を選び、その結果を受け入れて進む姿が印象的だった。 2. 物語の力 この本は、物語そのものが主役のようにも感じる。物語は私たちを癒し、迷わせ、救い、時には新たな場所へと導いてくれる存在。読み手としても「信じきる力」を問われているところが、この本の大きな魅力だと思う。 3. 終わりと始まりの循環 「終わりは新たな始まりである」というテーマが、最後のシーンに象徴されている。すべての物語は続いていき、それが語られる限り決して終わらないというメッセージは、読後感をとても深いものにしてくれた。 4. キャラクターたちの繊細さ ドリアンやザカリー、エリナー、ミラベル、そして番人。それぞれが運命や時間、愛、使命に対して複雑な感情を抱きながらも、最終的に「ここにいる」ことを選ぶ姿に心を打たれた。どのキャラクターも完璧ではないからこそ、人間らしくて共感できるんですよね。 結論として: この物語は、すべての断片が読者自身の物語とも響き合うような構造になっていて、読むたびに新しい解釈が生まれる作品だと思う。ザカリーやドリアンたちと同じように、私たちも日常の中で迷いや不安を抱えつつ、自分だけの「星のない海」を歩んでいるのかもしれない、と考えさせられた。
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物語はあらゆるものの中に息づいていて、それは私たちのすぐそばにある。 素敵な物語でした。 物語の中に物語が展開されているような入れ子構造で、すべての物語が詩的、幻想的で、やがてひとつの大きな物語に収束していき、そこからまた新たな物語を予感させる。 主人公のザカリーが同性愛者であ...
物語はあらゆるものの中に息づいていて、それは私たちのすぐそばにある。 素敵な物語でした。 物語の中に物語が展開されているような入れ子構造で、すべての物語が詩的、幻想的で、やがてひとつの大きな物語に収束していき、そこからまた新たな物語を予感させる。 主人公のザカリーが同性愛者であることも自然に表現され、それが悩みの種として物語を阻害していないところも素敵でした。 悪夢を書いた紙で折った星 物語が詰まった瓶 耳元で物語を囁くストーリーテラー 物語味のキャンディ 星のない海 蜂蜜 紡がれる言葉や物語のすべてが美しく、頭の中に浮かぶ情景に酔いしれ、ずっと読み続けていたい物語でした。
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