商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2023/02/20 |
JAN | 9784120056284 |
- 書籍
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黄色い家
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黄色い家
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商品レビュー
4
589件のお客様レビュー
幸せ、優しさってなんだろう、と思った。犯罪に手を染めながら、登場する人達は優しい。知的な障害がありながら黄美子には魅力があり、芯もある。それらが丁寧に書かれていて、じわじわと、心にしみてくる。
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持たざる者の生活の根底にある仄暗さとやるせなさを常に感じながら読み終えた1冊。どう頑張っても「普通」に這い上がることはできないであろう主人公たちの、気持ちの機微がスッと自分に乗り込んでくる文章には舌を巻きます。 終わり方は少し綺麗過ぎたような気もするが、このぐらいのフィナーレじ...
持たざる者の生活の根底にある仄暗さとやるせなさを常に感じながら読み終えた1冊。どう頑張っても「普通」に這い上がることはできないであろう主人公たちの、気持ちの機微がスッと自分に乗り込んでくる文章には舌を巻きます。 終わり方は少し綺麗過ぎたような気もするが、このぐらいのフィナーレじゃないと読んだ側も救われないので丁度良い塩梅だったのかな。
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生きることってこんなにきついのか…と思わされる作品。 読んでいて辛くなるばかりなのに最後まで読み切らないと、と思わされページをめくり続けた。 一生懸命に生きているだけなのに… 貧困、ネグレクト…自分ではどうしようもないところで負のループにはまっていく主人公から目を離せなくなって...
生きることってこんなにきついのか…と思わされる作品。 読んでいて辛くなるばかりなのに最後まで読み切らないと、と思わされページをめくり続けた。 一生懸命に生きているだけなのに… 貧困、ネグレクト…自分ではどうしようもないところで負のループにはまっていく主人公から目を離せなくなっていく。 フィクションのはずなのに、どこかリアルでドキッとさせられた。 読んでいてパワーを吸い取られた気分。
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