商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2023/02/08 |
JAN | 9784396768768 |
- コミック
- 祥伝社
違国日記(10)
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違国日記(10)
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商品レビュー
4.5
21件のお客様レビュー
空虚さ、よくわかる。自分も高校の時は何にもなかった。その空虚さで果たして自分は焦っていただろうか?遠回りして大学に入ってなんか気分だけ薔薇色になった幼い自分しかいない。結局、何かを見つけたような気がして、その道に進んで57まで働いたことは働いたけど。しかし、よくそんな甘い考えで人...
空虚さ、よくわかる。自分も高校の時は何にもなかった。その空虚さで果たして自分は焦っていただろうか?遠回りして大学に入ってなんか気分だけ薔薇色になった幼い自分しかいない。結局、何かを見つけたような気がして、その道に進んで57まで働いたことは働いたけど。しかし、よくそんな甘い考えで人生やってきたなって64になって思い、恥ずかしくなる。だからいまだにその空虚さを何かで僕は埋めようとしている愚かな64歳。
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※このレビューにはネタバレを含みます
千世ちゃんが 「大丈夫じゃないまま生きていくからいい」 「田汲が忘れないでいてくれたら少なくとも田汲の周りでは変わる」 と言うのが良かった。 小さくてもそれは、”世界を変える”ことになる。 社会の先生が基本的人権の話をしているのも良かった。 全く説教臭いものではなく、先生もひとりの人間で そこから救いを得てそれをみんなに教える為に先生になった というのはとても素敵だ。 解決しない問題をSDGsと言い換えるのには笑ってしまったが、確かに解決することばかりではないし 永遠の課題だと思った方が気は楽になるのかもしれない。 慎生ちゃんという小説家が現実にいたら、 自分はきっとファンになっているだろうなと思う。
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