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違国日記(10) の商品レビュー

4.5

21件のお客様レビュー

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2024/06/16

空虚さ、よくわかる。自分も高校の時は何にもなかった。その空虚さで果たして自分は焦っていただろうか?遠回りして大学に入ってなんか気分だけ薔薇色になった幼い自分しかいない。結局、何かを見つけたような気がして、その道に進んで57まで働いたことは働いたけど。しかし、よくそんな甘い考えで人...

空虚さ、よくわかる。自分も高校の時は何にもなかった。その空虚さで果たして自分は焦っていただろうか?遠回りして大学に入ってなんか気分だけ薔薇色になった幼い自分しかいない。結局、何かを見つけたような気がして、その道に進んで57まで働いたことは働いたけど。しかし、よくそんな甘い考えで人生やってきたなって64になって思い、恥ずかしくなる。だからいまだにその空虚さを何かで僕は埋めようとしている愚かな64歳。

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2024/06/15
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やりたいことやれてるのかな?! これには、まいったな… まいったな… …けど常に新たな考え方や思い出を更新してます! ぜひ〜

Posted byブクログ

2024/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

千世ちゃんが 「大丈夫じゃないまま生きていくからいい」 「田汲が忘れないでいてくれたら少なくとも田汲の周りでは変わる」 と言うのが良かった。 小さくてもそれは、”世界を変える”ことになる。 社会の先生が基本的人権の話をしているのも良かった。 全く説教臭いものではなく、先生もひとりの人間で そこから救いを得てそれをみんなに教える為に先生になった というのはとても素敵だ。 解決しない問題をSDGsと言い換えるのには笑ってしまったが、確かに解決することばかりではないし 永遠の課題だと思った方が気は楽になるのかもしれない。 慎生ちゃんという小説家が現実にいたら、 自分はきっとファンになっているだろうなと思う。

Posted byブクログ

2024/01/22

えーん 終わりが見えてきてさみしい。 朝が大人になっていって、いつまでまきおちゃんといられるんだろうって、さみしい。 基本的人権の考えに救われたので、 社会の先生になりました、という先生の何気ないひとこととってもよかったな。 何気ない瞬間なんだけど、あとから思い返すような。拓け...

えーん 終わりが見えてきてさみしい。 朝が大人になっていって、いつまでまきおちゃんといられるんだろうって、さみしい。 基本的人権の考えに救われたので、 社会の先生になりました、という先生の何気ないひとこととってもよかったな。 何気ない瞬間なんだけど、あとから思い返すような。拓けるような。あとそういう理由でいいんだ、と思えるような。

Posted byブクログ

2023/12/31

基本的人権。 誰もが生まれながらに持つ権利。 ちがう国の女王の王座のかたすみで眠る、という言葉好き。

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2023/08/10

しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて10巻目(最終巻刊行に合わせてかなり追いついてきた)。 進路調査票を前に「自分には何にもない」と...

しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて10巻目(最終巻刊行に合わせてかなり追いついてきた)。 進路調査票を前に「自分には何にもない」と困りまくる朝。そこまで自己肯定感が薄いのかと驚くような、いやたしかに今どきの高校生にはこういう子多いよねと納得しちゃうような。 そうか、18歳になって高校卒業したら未成年じゃなくなって槙生さんの元にいる理由無くなっちゃうというのも朝にとっては大きな心配事よね・・・

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2023/06/11

面白くて、一巻から一気に読んでしまった。両親を亡くした女子高生と伯母さんとの共同生活。小説家の伯母さんは変わった人(社交的ではなく、自分をしっかり持ってる人)で、ちょこちょこ出てくる小説の文章が詩的で自分に刺さった。女子高生も悩みながら生きてるのをみて、自分が高校生の時も漠然とし...

面白くて、一巻から一気に読んでしまった。両親を亡くした女子高生と伯母さんとの共同生活。小説家の伯母さんは変わった人(社交的ではなく、自分をしっかり持ってる人)で、ちょこちょこ出てくる小説の文章が詩的で自分に刺さった。女子高生も悩みながら生きてるのをみて、自分が高校生の時も漠然としたことで悩んで死にたくなっていたことを思い出した。

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2023/05/11

生まれながらにして個人には価値があるとか、授業で勉強したはずなのにふと忘れて自己肯定感が無になってしまう…。ほんとこの漫画から学ぶこと多い。

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2023/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

槙生さんの言葉はいつも心に響く。時々怖いくらいに。 一度何言ってるんだろうと考え込んでしまう時もあるけど、じわじわ染み込んでる。普段から考えないようにしていること、蔑ろにしていることを言葉にしてくれる。 (理解は半分もできてないと思う) 槙生さんの小説読んでみたいな。 子供も大人も人である以上、一生悩んで生きていく。折り合いつけて、ずるい言い換えをしてやり過ごすのも大人になること。成長してるのか停滞してるのかもわからないけど。 教師の「基本的人権」の捉え方がいい。人には元々価値と自由があり何者にも脅かされてはいけない。 ずっと知ってて、国に保障されてるはずの耳障りのいい言葉。自分が一人の人間で、価値があると保障してくれる素敵な言葉でもあったんだな。

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2023/04/01

朝の負った傷というか喪失感は一朝一夕で埋まるものではなくて 答えが貰えないのに考えずにはいられない時間はなんとも長くて空虚なことだろうと想像して心臓ぎゅっとなった すぐに全てを癒やして埋めてくれなくともこの期間に側にいるのが槙生ちゃんなのは最適解なんじゃないかなぁ ベタベタに甘え...

朝の負った傷というか喪失感は一朝一夕で埋まるものではなくて 答えが貰えないのに考えずにはいられない時間はなんとも長くて空虚なことだろうと想像して心臓ぎゅっとなった すぐに全てを癒やして埋めてくれなくともこの期間に側にいるのが槙生ちゃんなのは最適解なんじゃないかなぁ ベタベタに甘えさせるでもなく憐れむでもなく寄り添ってくれる人って一生かけてもそんなに出会えないよ朝くん

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