違国日記(10) の商品レビュー
【「何もない」ことがただ凍えるほど怖かった】 槙生も気づくほど精神的に大人になってきた朝。でも大人になったからこそ漠然と抱く感情もあるわけで…。この「何もない」って、やりたいことや家族、何者でもないことを示していて、朝は空虚さやいずれやって来るであろう槙生との別れに絶えず恐怖・不...
【「何もない」ことがただ凍えるほど怖かった】 槙生も気づくほど精神的に大人になってきた朝。でも大人になったからこそ漠然と抱く感情もあるわけで…。この「何もない」って、やりたいことや家族、何者でもないことを示していて、朝は空虚さやいずれやって来るであろう槙生との別れに絶えず恐怖・不安を抱いているんだと思う。最終巻を前に今回はどこか「変化への不安」がテーマになっている気がして、それは朝の母のずっと見下していた槙生が作家デビューしたことへの不安、しょうことエミリの関係がいつまで続くのかという不安…はぁ切ない。
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基本的人権に救われ、社会科教師になる人がいる。学問として取り扱ったことがあるが、何が人に感銘を与えるかは、千差万別だなと思う。
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空虚さ、よくわかる。自分も高校の時は何にもなかった。その空虚さで果たして自分は焦っていただろうか?遠回りして大学に入ってなんか気分だけ薔薇色になった幼い自分しかいない。結局、何かを見つけたような気がして、その道に進んで57まで働いたことは働いたけど。しかし、よくそんな甘い考えで人...
空虚さ、よくわかる。自分も高校の時は何にもなかった。その空虚さで果たして自分は焦っていただろうか?遠回りして大学に入ってなんか気分だけ薔薇色になった幼い自分しかいない。結局、何かを見つけたような気がして、その道に進んで57まで働いたことは働いたけど。しかし、よくそんな甘い考えで人生やってきたなって64になって思い、恥ずかしくなる。だからいまだにその空虚さを何かで僕は埋めようとしている愚かな64歳。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
千世ちゃんが 「大丈夫じゃないまま生きていくからいい」 「田汲が忘れないでいてくれたら少なくとも田汲の周りでは変わる」 と言うのが良かった。 小さくてもそれは、”世界を変える”ことになる。 社会の先生が基本的人権の話をしているのも良かった。 全く説教臭いものではなく、先生もひとりの人間で そこから救いを得てそれをみんなに教える為に先生になった というのはとても素敵だ。 解決しない問題をSDGsと言い換えるのには笑ってしまったが、確かに解決することばかりではないし 永遠の課題だと思った方が気は楽になるのかもしれない。 慎生ちゃんという小説家が現実にいたら、 自分はきっとファンになっているだろうなと思う。
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えーん 終わりが見えてきてさみしい。 朝が大人になっていって、いつまでまきおちゃんといられるんだろうって、さみしい。 基本的人権の考えに救われたので、 社会の先生になりました、という先生の何気ないひとこととってもよかったな。 何気ない瞬間なんだけど、あとから思い返すような。拓け...
えーん 終わりが見えてきてさみしい。 朝が大人になっていって、いつまでまきおちゃんといられるんだろうって、さみしい。 基本的人権の考えに救われたので、 社会の先生になりました、という先生の何気ないひとこととってもよかったな。 何気ない瞬間なんだけど、あとから思い返すような。拓けるような。あとそういう理由でいいんだ、と思えるような。
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基本的人権。 誰もが生まれながらに持つ権利。 ちがう国の女王の王座のかたすみで眠る、という言葉好き。
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しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて10巻目(最終巻刊行に合わせてかなり追いついてきた)。 進路調査票を前に「自分には何にもない」と...
しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて10巻目(最終巻刊行に合わせてかなり追いついてきた)。 進路調査票を前に「自分には何にもない」と困りまくる朝。そこまで自己肯定感が薄いのかと驚くような、いやたしかに今どきの高校生にはこういう子多いよねと納得しちゃうような。 そうか、18歳になって高校卒業したら未成年じゃなくなって槙生さんの元にいる理由無くなっちゃうというのも朝にとっては大きな心配事よね・・・
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面白くて、一巻から一気に読んでしまった。両親を亡くした女子高生と伯母さんとの共同生活。小説家の伯母さんは変わった人(社交的ではなく、自分をしっかり持ってる人)で、ちょこちょこ出てくる小説の文章が詩的で自分に刺さった。女子高生も悩みながら生きてるのをみて、自分が高校生の時も漠然とし...
面白くて、一巻から一気に読んでしまった。両親を亡くした女子高生と伯母さんとの共同生活。小説家の伯母さんは変わった人(社交的ではなく、自分をしっかり持ってる人)で、ちょこちょこ出てくる小説の文章が詩的で自分に刺さった。女子高生も悩みながら生きてるのをみて、自分が高校生の時も漠然としたことで悩んで死にたくなっていたことを思い出した。
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生まれながらにして個人には価値があるとか、授業で勉強したはずなのにふと忘れて自己肯定感が無になってしまう…。ほんとこの漫画から学ぶこと多い。
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