商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2023/01/10 |
| JAN | 9784022518842 |
- 書籍
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植物少女
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植物少女
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商品レビュー
3.7
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美桜は、自分の誕生と引き換えに意識を失った母・深雪を、物心ついた時から「そういうもの」として受け入れて育つ。 父は仕事で忙しく、祖母に育てられた美桜は、週に一度、この「動かない母」に会いに行く。 看護師たち、同じ境遇の患者家族との触れ合い、そして病院の独特な雰囲気の描写が、自分も...
美桜は、自分の誕生と引き換えに意識を失った母・深雪を、物心ついた時から「そういうもの」として受け入れて育つ。 父は仕事で忙しく、祖母に育てられた美桜は、週に一度、この「動かない母」に会いに行く。 看護師たち、同じ境遇の患者家族との触れ合い、そして病院の独特な雰囲気の描写が、自分も同じ病室にいるような感覚になり、息苦しさを覚えた。 生きることは何か、考えさせられる作品だが、気が滅入っている時に読む作品ではない。
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美桜が生まれたと同時に植物状態でベットで寝たきりとなった母。美桜が知る母と、父や祖母が語る元気な母とのギャップに辟易する。 重いテーマであるが、朝比奈秋さんが描く生命活動の描写に惹きつけられた。美桜の成長とともに変化する母含む家族との関係性に心動かされた。
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朝比奈秋さんの小説は、生きているとはどういうことか、どういう存在なのか、を考えさせられる 脳障害で目覚めることのない母と屈託なく接する美桜に、自分の中の差別心を自覚する 母が目を覚ますことはない、でも「息だけをして生きる、この確かな実感の連続性に居続けているなら」と美桜は自分の...
朝比奈秋さんの小説は、生きているとはどういうことか、どういう存在なのか、を考えさせられる 脳障害で目覚めることのない母と屈託なく接する美桜に、自分の中の差別心を自覚する 母が目を覚ますことはない、でも「息だけをして生きる、この確かな実感の連続性に居続けているなら」と美桜は自分のランニング中の呼吸に重ねて思う 呼吸=生きている 普段意識することのないその行動で、美桜は母との一体感を感じる 語られないたくさんの出来事があったとしても、美桜と深雪を不幸な親子ではなく、こういうかたちの普通の親子、と描く 25歳で植物状態になりそこから25年たち、祖母は「思い出すものを使い切った」と話す 諦めと切なさともうほとんど残っていないかすかな希望 祖母が亡くなる直前、母の名前を繰り返し呼び、それを見守る美桜と父には涙が出た 生きることの意味や目的地ではない そもそも生きている、存在とはどういう状態なのか、なんなのか 呼吸で感じる人の息吹、それがひとつの答えなのかもしれない
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