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絶縁
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絶縁

アンソロジー(著者), 村田沙耶香(著者), アルフィアン・サアット(著者), チョン・セラン(著者)

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絶縁

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2022/12/16
JAN 9784093567459

商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

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2024/10/25

感想 他人との溝。どれだけ近付いても、結婚しても。所詮は他人。本当にしてほしい肝心なことはしてもらえない。歪みはいかに解消するべきか。

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2024/09/22

社会情勢が個人に与える影響は大きい。それをそのまま写し出すのか、ほんのり匂わせるのか、全く別の形として書き出すのか、作品ごとに異なる。 「穴の中には雪蓮花が咲いている」青年の現在と過去の、寂しさ、微笑ましさ、やるせなさが牧歌的な映像を通して感じられる。幼い2人のやりとりが可愛くて...

社会情勢が個人に与える影響は大きい。それをそのまま写し出すのか、ほんのり匂わせるのか、全く別の形として書き出すのか、作品ごとに異なる。 「穴の中には雪蓮花が咲いている」青年の現在と過去の、寂しさ、微笑ましさ、やるせなさが牧歌的な映像を通して感じられる。幼い2人のやりとりが可愛くて切なかった。

Posted by ブクログ

2024/07/22

流石の村田沙耶香。「無」 ますます筆が冴える。これからは、このくらいの毒が吐ける作家でなくてはね。 「産んでしまった後は私が家畜だった。夫にとって私は古くて汚いけれど性欲処理ができて、放っておけば家事をしてくれる肉性機械道具だった。娘は私で性欲処理をすることはないが、いくら成長...

流石の村田沙耶香。「無」 ますます筆が冴える。これからは、このくらいの毒が吐ける作家でなくてはね。 「産んでしまった後は私が家畜だった。夫にとって私は古くて汚いけれど性欲処理ができて、放っておけば家事をしてくれる肉性機械道具だった。娘は私で性欲処理をすることはないが、いくら成長しで当然のように私を使いつづけた。でもいつか、未来では娘が私たちの道具になる、それだけが心の支えだった。」 痺れる〜! ラシャムジャ「穴の中には雪蓮花が咲いている」 悲しくもふっくらした短編。これはこれで、好きだなあ。このふっくらした感じは人柄なのか、チベットという国が持つものなのか。 チョン・セラン「絶縁」 分断は経済格差だけでなく、価値観や倫理観にも表れてくる。もう絶縁しかないのか? このような形の書物が世に出ること、そのことを祝福したい。

Posted by ブクログ

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