商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2022/12/13 |
| JAN | 9784163916330 |
- 書籍
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踏切の幽霊
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踏切の幽霊
¥1,870
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商品レビュー
3.8
356件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作中に他にもあるジョークのような設定や表現のひとつかのように、とある部分の時代考証にコメディ的作為とも取れる齟齬があるように感じたりはしたんだけど、個人的な読書体験に照らし合わせると「リング」と「テロリストのパラソル」を一挙に味わったような感じで、とても好みな、緻密な物語でした。 個人的に、ホラーや怪談作品は、小説に限らず、霊体なはずな幽霊が、大体はすべて、現実世界の潜在的な物理作用の代表格たる重力の作用線なんかに縛られて動いていると感じられちゃって、ちゃんと入り込めないことも多かったりするんだけど、この作品はその点を乗り越えて迫ってくれて楽しかったです。 読んでる間、頭の中で何故かTM NETWORKの「Still love her」が流れっぱなしになったのは、物語がどこか暖かくなっていったからかな。 脳内演者は、松田→村上弘明、文子→野際陽子、恵美→木村佳乃、A子→栗山千明、井沢→高橋悦史、吉村→船越英一郎、野口→村◯誠一郎、A子→栗山千明辺りでした。
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とてもとても切ない物語ですが、僕にとっては大傑作でした。 本当に面白かった。 主人公である雑誌記者松田の、そして幽霊として踏切に縛り付けられていた長い髪の女の哀しみや苦しみ。 どんなにもがいても抗ってもそれらが消えることはなく、物語が進むにつれて、闇もどんどん深まっていく。 最後...
とてもとても切ない物語ですが、僕にとっては大傑作でした。 本当に面白かった。 主人公である雑誌記者松田の、そして幽霊として踏切に縛り付けられていた長い髪の女の哀しみや苦しみ。 どんなにもがいても抗ってもそれらが消えることはなく、物語が進むにつれて、闇もどんどん深まっていく。 最後に明かされる幽霊に関する疑問への答えもまた、涙を誘うものだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルからホラー小説だと自分は想像していたものの、帯や、巷の評価では「幽霊小説」と評されていることに何故だろうと疑問を抱いていたのだが、何故だか分かった。ホラー小説では無いなと思う。あくまでも幽霊を題材?主題にしただけで、ホラー、言うならば読者を驚かせようとしているものでは無いのだなと感じた。 結局女性の名前はなんと言ったのだろう。それを松田はずっと調べていて、ようやっと特定することに成功したのに、作中では明言されなかった。何故だろうか。あと、踏切に現れる理由は結局教えてくれないの!?と最後までもやもやしていたが、エピローグで書いてくれていた。実家に帰る電車を待っていたんだなあ。なるほど。でも結局、松田がそれを解明したところで、女性は性懲りも無く(?)踏切に出没してしまうよなあ。根本的な解決は出来ていない。まあそれを求める方がよろしく無いだろうか。 あと、島地が女性を殺害した後、トラウマになるほど驚いてたというのも、刺されたにも関わらず踏切まで立って歩いたということが要因なんだろうか。島地の怖がり方から何かそれ以上の現象が起きたのかと想像していたがそうではなかった。いやまあぶっ刺されて歩いてるのはすごい。女性の人生不憫だなあ…周囲に自分は富豪の娘だって嘘までついて… すごくすらすら頭に入る本だった。芋ずる式に、重要な証拠やそれに関連した事実が見つかっていくのが読んでいて非常にハラハラして続きが気になった。
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