商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/11/24 |
JAN | 9784041128213 |
- 書籍
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ひとり旅日和 福招き!
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ひとり旅日和 福招き!
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商品レビュー
3.3
28件のお客様レビュー
一筆書き切符はすぐ調べた。 東日本独特のものなのかと思ったらそんなことなかった。これは、電車旅上級者でないと難しそうやけど、いつかわたしもやってみたい。 東京から長野を経由して愛知に抜けて東京に帰ってくる旅とか、すごすぎるやん。 すごすぎるって思ってから、 大阪拠点で同じこ...
一筆書き切符はすぐ調べた。 東日本独特のものなのかと思ったらそんなことなかった。これは、電車旅上級者でないと難しそうやけど、いつかわたしもやってみたい。 東京から長野を経由して愛知に抜けて東京に帰ってくる旅とか、すごすぎるやん。 すごすぎるって思ってから、 大阪拠点で同じことができるんちゃうんか? と、一瞬思った。遠い? いやいや、 大阪→愛知→岐阜→福井 で、一筆書きできひんかな。無理かな(ちょっと位置関係があいまいやけど)。 ここまで順調に進んでる話が、お土産宴会で暗雲立ち込めたところは 「わかる…」 って思った。 日和ちゃんの「人見知り女王」ぶりはわかるような、わからんような、ってところがあるけど、この「自信のなさ」は、わかるし、蓮斗と麗佳の関係(?)を妬む思考回路は 「わかる…」 で、しかなかった。麗佳さんに非の打ちどころがないだけに、 「わかる…」 で、しかないねんな~。 それで後楽園ゆうえんちへ行って絶叫マシーンに乗るっていう展開は 「は? え??」 ってなったけど、さすが著者。見事に着地させてくれて読了感も爽快、と、思ったあとの高知が…。 高知が…。 この前のお土産宴会話に登場した両国の刀剣博物館についても 「ほんまに江戸時代の刀しか置いてないの??」 って若干疑問やったのもあって、高知の話は正直途中までかなりだれつつ読んだ。 もともと日和ちゃんの観光ペースは早いとはいえ、こんなやっつけみたいに名所を羅列されても…。 (この書き方では)高知で訪れる観光地に興味もわかんし、せやから行きたいなとも全然思えないし、心理描写もないからお話として何一つ響かんし、なんだこれは。著者もネタ切れというか、お忙しくて取材にも行けないんかな、まあしゃあないな…。 などと、お前何目線やねん、くらいでだらだら読んでたら、まあ、後半のあの展開よ。 あー、もしかしてこの、やっつけ高知旅行にもそれなりに意味があったんか…? やられた~、と、思った。 実際その後の鹿児島旅行もわりと駆け足やったけど、そんなやっつけじゃなかった。 (鰻の店のくだりなんか妙なリアリティがあった) 蓮斗と日和ちゃんのじわじわした展開もなかなか甘酸っぱくて楽しいです。 まさか、シリーズ一本目を読んでるときはこんな恋愛要素がくるとは思ってなかったわ…(笑)。 旅も恋愛要素も面白いけど、でも、著者はやっぱり食べ物の描写がすごいと思う。 あんかけスパ、気になる。 ラーメンも気になる(笑)。 面白かった。
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シリーズ第四巻。 スタートから作内では三年の月日が流れている。今作は、日和ちゃんの片思いの話が顔を覗かせるところ、ちょっと暗くなってしまって、良くなかった。女の子だと、どうしても恋が上手く行っていないと、ややこしくなるんだけど。旅を中断しちゃうほどっていうのは、気持ちはわかるけ...
シリーズ第四巻。 スタートから作内では三年の月日が流れている。今作は、日和ちゃんの片思いの話が顔を覗かせるところ、ちょっと暗くなってしまって、良くなかった。女の子だと、どうしても恋が上手く行っていないと、ややこしくなるんだけど。旅を中断しちゃうほどっていうのは、気持ちはわかるけど、読んでるこっちまで暗くなる。 ちゃんと持ち直して楽しい旅もするようにはなる。それはいいのだが。これね、コッチが好きな人の気持ちはどうなんだろうなんて悩んでる時に読んだら、たまったものじゃないですよ。両思いになっていくんだろうって分かっていてもね。自分の恋まで壊れたらなんて、いらない心配しそうで。(大丈夫ですよ。ちゃんと持ち直してからは、普通に面白いから。) でも、麗佳への嫉妬の、あのドス黒さは、読みたくなかったな。誰もが抱く気持ちなんだけど、でもあれはダメよ。読ませるには黒すぎる。どうしても星4は、つけられませんでした。次作に期待です。
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※このレビューにはネタバレを含みます
主人公の日和がひとり旅を初めてもう3年だそう。 初めの頃は、慎重で内向的な性格と旅のスタイルが自分と異なりすぎて、違和感を感じてしまっていたが、レンタカーを借りて周遊したり、旅先で口コミサイト情報じゃない地元グルメを楽しんだり、すっかり旅慣れしてきた様子に親しみを感じられるようになってきた! 東京から長野経由、名古屋行きの一筆書きの旅は新鮮だったし、高知は行ったことがないので興味深かったし、お城は全く詳しくないので、伊達家の居城の宇和島城のことも知らず勉強になった。 好きな人の想い人を妄想して落ち込み、苦手なジェットコースターを克服して自信回復のくだりは、旅の合間の一休みとして、気楽に読むと面白かった。 なんだかんだ思いながらつい読みたくなる、多忙な日々のふとした息抜きにぴったりなエンターテインメント作品だと改めて思う。
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