商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
発売年月日 | 2022/10/21 |
JAN | 9784909394767 |
- 書籍
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ええかげん論
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ええかげん論
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
土井善晴さんと中島岳志さんによる対談をまとめたもの。 どうでもいい方の適当ではなく、ちょうどいいの方のええかげん。 本文中には沢山の引用があり、特に小林秀雄の「伝統とは、失われようとしたときに、現れるものである」というのが心に残りました。 失われようとしている時にしか当たり前の...
土井善晴さんと中島岳志さんによる対談をまとめたもの。 どうでもいい方の適当ではなく、ちょうどいいの方のええかげん。 本文中には沢山の引用があり、特に小林秀雄の「伝統とは、失われようとしたときに、現れるものである」というのが心に残りました。 失われようとしている時にしか当たり前の大切さに気がつけないのかもしれませんが、本当に失うのかそこで踏みとどまるのか日々の選択で変えていくしかないと思います。 両氏共に大切にしたいことなど自分の考えと似ており頷きながら読みました。 読んだだけで終わりにしないよう出来ることから変えていきたいです。
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対談を書籍化している一冊。ええかげんとは自分で考えて自分で決めること。言葉の響きとは逆に思えるこの一節。ええかげんをどう解釈するかによるのかな。いい塩梅、いい調子、と理解するとなるほどと思える。お金は関係性を切り、贈与は関係性を創出する。これも印象的。利他の本を書かれた中島氏のコ...
対談を書籍化している一冊。ええかげんとは自分で考えて自分で決めること。言葉の響きとは逆に思えるこの一節。ええかげんをどう解釈するかによるのかな。いい塩梅、いい調子、と理解するとなるほどと思える。お金は関係性を切り、贈与は関係性を創出する。これも印象的。利他の本を書かれた中島氏のコトバは深い。「和える」「混ぜる」の話も興味深い。「和える」は食材を生かすこと。それぞれの食材が尊重し合うこと。1+1=1ではなく、1+1=3みたいなことなんかな。 図書館で借りて、返却前にあわてて読んだので、改めてゆっくり再読したいところ。
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関西人のええかげんは奥深い。ええ塩梅もしかり。 器、道具としての価値について、民藝についての言及もあり。
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