ええかげん論 の商品レビュー
前著「料理と利他」の深化版! 料理でいう「ええかげん」を人生や生き方、考え方にまで広げて論じていた。ここでいう「ええかげん」は、お風呂のちょうど良い湯加減に似ていると思った。ちょうど良い具合とも言い換えられるように感じた。自然に任せる感じ。物事をいい意味で「ええかげん」にとらえ...
前著「料理と利他」の深化版! 料理でいう「ええかげん」を人生や生き方、考え方にまで広げて論じていた。ここでいう「ええかげん」は、お風呂のちょうど良い湯加減に似ていると思った。ちょうど良い具合とも言い換えられるように感じた。自然に任せる感じ。物事をいい意味で「ええかげん」にとらえて、うまく人生の行く末のバランスを取っていきたいと思った。
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土井善晴さんと中島岳志さんによる対談をまとめたもの。 どうでもいい方の適当ではなく、ちょうどいいの方のええかげん。 本文中には沢山の引用があり、特に小林秀雄の「伝統とは、失われようとしたときに、現れるものである」というのが心に残りました。 失われようとしている時にしか当たり前の...
土井善晴さんと中島岳志さんによる対談をまとめたもの。 どうでもいい方の適当ではなく、ちょうどいいの方のええかげん。 本文中には沢山の引用があり、特に小林秀雄の「伝統とは、失われようとしたときに、現れるものである」というのが心に残りました。 失われようとしている時にしか当たり前の大切さに気がつけないのかもしれませんが、本当に失うのかそこで踏みとどまるのか日々の選択で変えていくしかないと思います。 両氏共に大切にしたいことなど自分の考えと似ており頷きながら読みました。 読んだだけで終わりにしないよう出来ることから変えていきたいです。
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対談を書籍化している一冊。ええかげんとは自分で考えて自分で決めること。言葉の響きとは逆に思えるこの一節。ええかげんをどう解釈するかによるのかな。いい塩梅、いい調子、と理解するとなるほどと思える。お金は関係性を切り、贈与は関係性を創出する。これも印象的。利他の本を書かれた中島氏のコ...
対談を書籍化している一冊。ええかげんとは自分で考えて自分で決めること。言葉の響きとは逆に思えるこの一節。ええかげんをどう解釈するかによるのかな。いい塩梅、いい調子、と理解するとなるほどと思える。お金は関係性を切り、贈与は関係性を創出する。これも印象的。利他の本を書かれた中島氏のコトバは深い。「和える」「混ぜる」の話も興味深い。「和える」は食材を生かすこと。それぞれの食材が尊重し合うこと。1+1=1ではなく、1+1=3みたいなことなんかな。 図書館で借りて、返却前にあわてて読んだので、改めてゆっくり再読したいところ。
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関西人のええかげんは奥深い。ええ塩梅もしかり。 器、道具としての価値について、民藝についての言及もあり。
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プラトンの対話篇を読んでいるような、ソクラテスと誰かの対話を眺めているようなそんな気分になる。しかしそれに学ぼうというよりはうっとりする感じ。その空気感を作り出しているのが、土井善晴先生なんだと思う。そして、それを「自然」に委ねて受け取っているのは中島先生。「委ねる」「受け取る」...
プラトンの対話篇を読んでいるような、ソクラテスと誰かの対話を眺めているようなそんな気分になる。しかしそれに学ぼうというよりはうっとりする感じ。その空気感を作り出しているのが、土井善晴先生なんだと思う。そして、それを「自然」に委ねて受け取っているのは中島先生。「委ねる」「受け取る」「受容する」実はそこに利他が見えてくる。自分も大切なもの、大切にしていることを先鋭化して、その結果「ふつう」に回帰して、ゆるい人になりたい。そうしたら寄り添いたい人に寄り添えるだろうか。対話を読む体験はなんとも言えない気持ちにさせる。
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料理をすることの尊さや、それが生活の楽しみになること、翻って、暮らしを整えることの重要性を政治や世界情勢などいろんな視点から、土井善晴さんと中島岳志先生が対談したことがまとめられています。 紀伊國屋の2階レジ前で平積みされてて、ずっと気になってたんだよ。 なかなか意外な取り合...
料理をすることの尊さや、それが生活の楽しみになること、翻って、暮らしを整えることの重要性を政治や世界情勢などいろんな視点から、土井善晴さんと中島岳志先生が対談したことがまとめられています。 紀伊國屋の2階レジ前で平積みされてて、ずっと気になってたんだよ。 なかなか意外な取り合わせのお2人。 それまた興味深いです。 家庭のおひたしと、料亭のそれの違いとか、 食材に向き合ったら、ホントはレシピなんていらないんだよねとか、ふむふむ!って勉強になりました。 かつて人気番組だった「料理の鉄人」に対しても、「犠牲になってるのは食材」と言えちゃうのも、その道をシビアに歩んで来られたからこそですね。 小山薫堂さんはどう思われるのかなと、ふと思ったけれど、どちらにも理があるし、それが興味深いところ。 ✳︎スターバックスはなふる恵庭店さんにて、5/3(水)以降にお読みいただける予定です。 ✳︎花の拠点はなふるセンターハウスの蔵書です。 〈本文より〉 ・「失敗した〜」と思うところから、自分のクリエイションがはじまる※イサム・ノグチの談話 ・「待つことも戦じゃ」※斎藤道三 ・100点を取るということは、相手を全然認めていなくて、自分の考えが正しいんだ、と言ってそのとおりにやることになる。(中略)なので相手の言い分を聞いて、「なるほど、あなたが言うことにも理がありますわな」と合意形成をして、いいところに落ち着けていくのが政治というものであると。なので、60点でないといけない。
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先人たちの考えや知識を引き継ぎ、後世の人に引き渡す。「今日より明日はよくなるって信じる」大切にしたい言葉です。
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1月6日読了。 もともと土井善晴先生すきだったけど、星野源のオールナイトニッポン、ゲスト回を聴いてますますファンになった。土井先生と話しているうち、どんどん癒されて元気になっていく星野源!リスナーも同じ気持ちになった。いろいろ生きるのがキツいな〜という時、土井先生の料理と言葉が心...
1月6日読了。 もともと土井善晴先生すきだったけど、星野源のオールナイトニッポン、ゲスト回を聴いてますますファンになった。土井先生と話しているうち、どんどん癒されて元気になっていく星野源!リスナーも同じ気持ちになった。いろいろ生きるのがキツいな〜という時、土井先生の料理と言葉が心にしみていく。対談によって土井先生の知性と教養が滲み出るけど、全く嫌みがなく、あくまで庶民的なスタンスで、土井先生にメロメロ状態になってしまう
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ああ、おもしろかった。お話を聞いているようで、読んでいて楽しかった。おかずのクッキングで土井先生が言っていた「信じろミー」は、インド発祥だったのだな。シンジロミー。他にも楽しいお話たくさんしてました。おふたりで料理番組やってみてほしいな。 あとがきで中島先生も言っていたけど、土井...
ああ、おもしろかった。お話を聞いているようで、読んでいて楽しかった。おかずのクッキングで土井先生が言っていた「信じろミー」は、インド発祥だったのだな。シンジロミー。他にも楽しいお話たくさんしてました。おふたりで料理番組やってみてほしいな。 あとがきで中島先生も言っていたけど、土井先生って道を極めていくほどに、私たちの近くに来てくれる。寄り添ってくれる。不思議な方です。ありがたいです。大好きです。 今を大切に。自分は地球。敬意をもって、謙虚に。学ぶ。料理は楽しい。素材に任せる。だいじなこと。これからも。
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この対談はZOOMでも拝見したが購入。 ええかげんだけではなくふつうやあたりまえ、与格、リベラル、パターナル、気がつくことなど日常の中でふわっと感じていること・言葉が対談の中で話されているのがとても面白い。 日常を整えること、今ここを大切にすることを改めて考えるきっかけになる...
この対談はZOOMでも拝見したが購入。 ええかげんだけではなくふつうやあたりまえ、与格、リベラル、パターナル、気がつくことなど日常の中でふわっと感じていること・言葉が対談の中で話されているのがとても面白い。 日常を整えること、今ここを大切にすることを改めて考えるきっかけになる。
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