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みんなが手話で話した島 ハヤカワ文庫NF
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みんなが手話で話した島 ハヤカワ文庫NF

ノーラ・エレン・グロース(著者), 佐野正信(訳者)

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みんなが手話で話した島 ハヤカワ文庫NF

1,320円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/10/04
JAN 9784150505943

みんなが手話で話した島

¥1,320

商品レビュー

4

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みんなの感想まとめ
  • 手話コミュニケーション
  • 島の多様性
  • 聴覚障害者の生活
  • 社会的孤立の解消
  • 文化としての手話
  • 障害への理解促進
  • 差別のないコミュニティ
  • 聴覚に優しい社会
  • 体験から学ぶ価値
  • 障害者と健常者の共生

多様性やコミュニケーションの在り方について深く考えさせられる作品で、聴覚障害者が多数を占めるマーサズ・ヴィンヤード島の実情を描いています。この島では手話が自然に使われ、聴覚に障害のある人々も健常者と同じように社会に溶け込んで生活していました。著者は、聾者が社会的に孤立する原因を探る一方で、島民たちが持つ「耳が聞こえないだけ」という意識が、差別や特別視のないコミュニティを形成していることを示しています。また、手話が島の文化の一部として根付いている様子や、聴覚障害者への理解が進むことの重要性についても触れています。現代社会における多様性の捉え方や、障害に対する意識を再考するきっかけを与えてくれる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/25

ノンフィクション。 アメリカのマーサズ・ヴィニヤード島に移住した一族が、聾の潜性遺伝子を持っていた。島での人口はさほど多くはなく、自然と潜性遺伝子が噛み合い、先天性難聴が多く見られた。 だが、この島には「障害」が存在しなかった。住民の誰もが手話と英語を使いこなし、聴覚の有無に関...

ノンフィクション。 アメリカのマーサズ・ヴィニヤード島に移住した一族が、聾の潜性遺伝子を持っていた。島での人口はさほど多くはなく、自然と潜性遺伝子が噛み合い、先天性難聴が多く見られた。 だが、この島には「障害」が存在しなかった。住民の誰もが手話と英語を使いこなし、聴覚の有無に関係なく共に働き、結婚し、生計を立てていたからだ。   「個人が障害を持つのではない。その社会の仕組みが障害なのだ」害という字を「がい」「碍」と書くこともよいが、害を作っているのは社会の方である。社会の一員であるならお互いに障害を生み出していることを自覚しておきたい。

Posted by ブクログ

2026/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かつてマーサズ・ヴィンヤード島には 遺伝性の聾者が非常に高い割合で存在し、 聞こえる人も聞こえない人も、 誰もがごく普通に手話で話していた。 その共生社会を、文化人類学者が丹念なフィールドワークで掘り起こしたノンフィクション。 印象に残ったのは、 「私は聾のことなど気にしていませんでした。 声の違う人を気にしないのと同じです」 という言葉。 当り前のことだから気にもとめない。 ハンディと位置づけるのは社会の側なのだなと思う。 聾だから嫌なことを聞かずに済む、というのも興味深かった。 小さい時、お母さんと話せるようになる前に 耳の聞こえない父親と話せたというのも面白いエピソード。 手話が言語であることを再認識できる。 上手く回っていた筈なのに、 外から来た人が口を出してきて 聾の人に結婚や出産を認めるべきではないと言い、 そうした偏見によって徐々に共同体から疎遠になる。 外の価値観に侵食されていく流れは重い。 日本が黒船に乗り込まれるまでは 清貧で明るい妖精たちの国だったことを彷彿とさせる。 今もなお、昔の癖で無意識に手話を使う人が島に残っているという。 耳が聞こえる聞こえないで区切ることなく 手話を使いながら話していたその文化を 外の人間たちが壊してしまった。 島の人たちが受け入れたせいでもあるのだが 外の普通を知ったことが正解だったのか否か。 寂しい気持ちになる。

Posted by ブクログ

2026/03/14

この島では聞こえる人も聞こえない人も同じように手話を使い、共同体の中に溶け込んでいた。健聴者も話したいから手話を覚えた。 相手と関わることが第一歩だと思った。また、手話は状況によっては音声言語より便利だと知った。 「聾者」と「ろう者」の違いなど、言葉の使い方の参考にもなった。

Posted by ブクログ

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