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みんなが手話で話した島 ハヤカワ文庫NF
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みんなが手話で話した島 ハヤカワ文庫NF

ノーラ・エレン・グロース(著者), 佐野正信(訳者)

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みんなが手話で話した島 ハヤカワ文庫NF

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/10/04
JAN 9784150505943

みんなが手話で話した島

¥770

商品レビュー

3.9

45件のお客様レビュー

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2025/11/23

音が聴こえる人も、自然と手話を習得して、聴こえない人を区別する事なく社会に受け入れていたという、そんな素敵な社会が、かつて存在していたという話。障害とは一体なんだろうか?意思の疎通さえできれば障害とはみなされない社会。むしろ現在、同じ日本語を使っていると思っている人でも、意思の疎...

音が聴こえる人も、自然と手話を習得して、聴こえない人を区別する事なく社会に受け入れていたという、そんな素敵な社会が、かつて存在していたという話。障害とは一体なんだろうか?意思の疎通さえできれば障害とはみなされない社会。むしろ現在、同じ日本語を使っていると思っている人でも、意思の疎通ができなければそれは障害なのではなかろうか。

Posted by ブクログ

2025/11/23

小規模(島)で外との交流が比較的少ない時期において、家族や親戚の中に必ず聾者がいる。また、時代的にも島民みんなが働かなければ生きていけない、そんな環境では障害のない側が障害のある人を受け入れ、工夫し、変化せざるを得ない。そうした営みが当たり前に行われていた…ということを、角度を変...

小規模(島)で外との交流が比較的少ない時期において、家族や親戚の中に必ず聾者がいる。また、時代的にも島民みんなが働かなければ生きていけない、そんな環境では障害のない側が障害のある人を受け入れ、工夫し、変化せざるを得ない。そうした営みが当たり前に行われていた…ということを、角度を変えながら調査結果を示し、説明している本。 丁寧だが、少し冗長に感じる部分もあった。 自身の生活での関わりを考えてみると…心身にゆとりが必要だな…と思う

Posted by ブクログ

2025/11/03

その島では、聞こえる聞こえないにかかわりなく、誰もがごく普通に手話を使って話していた。 ノンフィクションというのが驚き。手話は、耳の聞こえない人とのためのものだと思っていた。 でも読んでるいると手話は状況によってはとても便利な「言語」だとも思った。 どういうときに、私たちは人...

その島では、聞こえる聞こえないにかかわりなく、誰もがごく普通に手話を使って話していた。 ノンフィクションというのが驚き。手話は、耳の聞こえない人とのためのものだと思っていた。 でも読んでるいると手話は状況によってはとても便利な「言語」だとも思った。 どういうときに、私たちは人の特徴を障害とみなすんだろう。そんなことを考えたり。

Posted by ブクログ