商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/11/04 |
JAN | 9784087718133 |
- 書籍
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栞と嘘の季節
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栞と嘘の季節
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商品レビュー
3.7
298件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長編だが、第四章の配り手を追うあたりが最高に胸を踊らされ、一気読みしてしまった。 みんなが少しずつ嘘をついていて、それが明らかになり、全貌が見えていくのが面白い。 そして、至る所に米澤さんらしい登場人物たちの会話を感じられ、古典部からのファンとしては面影を感じて楽しい。
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相変わらずの堀川と松倉の会話や堀川の心情、やっぱり面白い。トリカブトの毒は知っていたけどその花の美しさは初めて見た。毒親に対抗するために毒の花を琹にして心の支えにしなければ生きられない、なんてことはあってはならないのに。命さえ奪う琹の謎、誰もが怪しく思えて疑心暗鬼になるけど堀川の...
相変わらずの堀川と松倉の会話や堀川の心情、やっぱり面白い。トリカブトの毒は知っていたけどその花の美しさは初めて見た。毒親に対抗するために毒の花を琹にして心の支えにしなければ生きられない、なんてことはあってはならないのに。命さえ奪う琹の謎、誰もが怪しく思えて疑心暗鬼になるけど堀川の観察力がすごい。大好きな本や琹にちなんだ事件、そんなことに使わないでと言いたくなるけどだからこそ興味も惹かれる。きれいすぎる容姿も大変なんだな、と不憫さも感じる。色んな蘊蓄も楽しめたしブタクサとセイタカアワダチソウの違いも知れた。
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「本と鍵の季節」の続編ということで、間を空けず読んでみた。前作につづき、主人公の男子高校生の会話のやり取りがおもしろい。乗りかかった船だ。とか現実の高校生は絶対言わないだろうに笑 トリカブトの押し花で作られた栞が見つかり、その栞の謎を追っていくうちにまぁまぁ闇深い事件となってい...
「本と鍵の季節」の続編ということで、間を空けず読んでみた。前作につづき、主人公の男子高校生の会話のやり取りがおもしろい。乗りかかった船だ。とか現実の高校生は絶対言わないだろうに笑 トリカブトの押し花で作られた栞が見つかり、その栞の謎を追っていくうちにまぁまぁ闇深い事件となっていく。事件を解決していく過程もおもしろいし、その後どうなったか想像できるような終わり方もいいと思う。 タイトルに「噓」が入っているくらいだから、私は瀬野さんの栞を見つけ出したいという動機も全部噓なんじゃないかと妄想した。
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