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サラゴサ手稿(上) 岩波文庫
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サラゴサ手稿(上) 岩波文庫

ヤン・ポトツキ(著者), 畑浩一郎(訳者)

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サラゴサ手稿(上) 岩波文庫

1,254

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2022/09/20
JAN 9784003751336

サラゴサ手稿(上)

¥1,254

商品レビュー

4.4

8件のお客様レビュー

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2024/08/16

「アルハンブラ宮殿」や「ドンキホーテ」のような世界で(どっちもスペインだからそりゃそうなのだけど)、「充たされざる者」のような取り止めのなさ、話の中に別の話が出てきて、さらにその中に別の話がといういくつもの入れ子に20夜目で流石にイライラして発狂するかと思ったところ、レビューによ...

「アルハンブラ宮殿」や「ドンキホーテ」のような世界で(どっちもスペインだからそりゃそうなのだけど)、「充たされざる者」のような取り止めのなさ、話の中に別の話が出てきて、さらにその中に別の話がといういくつもの入れ子に20夜目で流石にイライラして発狂するかと思ったところ、レビューによればこうした伏線は最後に回収されるというので一息ついてやっと落ち着いて読んでいこうと思い直した。 ゆっくり読んだほうがいいなと思う。 中巻を手に入れねば。

Posted by ブクログ

2024/01/02

紙に書かれていた外国語の手記を口頭で翻訳してもらったものを口述筆記したという設定の物語。さらにその中の登場人物が物語を語り、その物語の中の登場人物も物語を語り始める・・・ すごい入れ子構造の物語で、いまどの階層を読んでいるのか見失うことが多々ある。深い階層の物語が意外に長いので、...

紙に書かれていた外国語の手記を口頭で翻訳してもらったものを口述筆記したという設定の物語。さらにその中の登場人物が物語を語り、その物語の中の登場人物も物語を語り始める・・・ すごい入れ子構造の物語で、いまどの階層を読んでいるのか見失うことが多々ある。深い階層の物語が意外に長いので、最上位階層ではそれほど話が進んでいなかったりする。 千夜一夜物語のような枠物語の一種だが、一人の語り手がたくさんの物語を語る線形構造ではなく、たくさんの語り手による物語が複雑に絡み合っている。 この複雑な構造の物語を18世紀に書いたポトツキ氏は本当にすごい。 ここまで約400ページ読んで全体の3分の1。読むのは少し疲れるが、先が楽しみでもある。

Posted by ブクログ

2023/06/03

サラゴサ手稿をどこでいつ知ったのか思い出せないのだけどようやく読むことができるようになって嬉しい。デカメロンの系譜というかなぞらえていたのか。今のところ話がどう転がっていくのか捉えどころなく目眩く感じが楽しい

Posted by ブクログ

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