商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2022/08/04 |
| JAN | 9784065281499 |
- 書籍
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汝、星のごとく
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4.5
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まさしく、大恋愛。でも、恋愛小説という言葉では片付けられない、二人の人生を描いた物語だった。 これほど、美しく儚い小説を読んだのは初めてで、とにかく涙が止まらなかったです。 正しさとは何なのか、普通とは何か、自分の人生を生きるというのはどういうことか、自分にとって学ぶべきことが...
まさしく、大恋愛。でも、恋愛小説という言葉では片付けられない、二人の人生を描いた物語だった。 これほど、美しく儚い小説を読んだのは初めてで、とにかく涙が止まらなかったです。 正しさとは何なのか、普通とは何か、自分の人生を生きるというのはどういうことか、自分にとって学ぶべきことがたくさん綴られていました。 大好きな小説の一つになりました。
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親に振り回されながら生きる櫂と暁海。似た境遇だからこそ惹かれ合う二人だが、特に母との生活に縛られる暁海の描写は痛ましく、読んでいて苦しかった。 島に残る暁海と東京へ出た櫂では、環境も成長する速度も違い、少しずつ二人の歯車が噛み合わなくなっていく。それぞれの視点から見れば、それぞれ...
親に振り回されながら生きる櫂と暁海。似た境遇だからこそ惹かれ合う二人だが、特に母との生活に縛られる暁海の描写は痛ましく、読んでいて苦しかった。 島に残る暁海と東京へ出た櫂では、環境も成長する速度も違い、少しずつ二人の歯車が噛み合わなくなっていく。それぞれの視点から見れば、それぞれに正しさがあるのも余計につらい。 人生には復調する機会があっても、それに気づけず、取り返しのつかないところまで進んでしまうことがある。あまりにも環境が好転しない暁海が不憫でならなかった。 暗い海の中、泳ぎ方も出口もわからないまま、ただ息をするためにもがき続ける――二章はそんな、心の底を抉られるような苦しい時間だった。
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数年前に読んだ本。読書ノートを整理していたら感想が発見されたので、こちらにも転記を。 何から書いたら良いかわからない。書きたいことは山ほどあるけれど・・・。 暁海と櫂がすれ違い始めたあたりから、ずっと胸が苦しくて堪らなかった。辛すぎて、何度も本を閉じた。そして読後の余韻がすごく...
数年前に読んだ本。読書ノートを整理していたら感想が発見されたので、こちらにも転記を。 何から書いたら良いかわからない。書きたいことは山ほどあるけれど・・・。 暁海と櫂がすれ違い始めたあたりから、ずっと胸が苦しくて堪らなかった。辛すぎて、何度も本を閉じた。そして読後の余韻がすごくて、数日経っても帰って来られずにいる。こんなの初めて。 ・17歳の頃は、二人の母親たちがひたすら狂気で恐ろしかった。守ってくれるはずの存在が壊れていく恐怖。「Nのために」の希ちゃんの母と重なる。 ・正直私の人生と、暁海・櫂の人生は重なる部分が一ミリもなかった。でも、ずっと胸が痛かった。私はこれまで親や家族、お金を理由に何かを諦めたことはなくて(というかそれらが原因になるなんて考えたこともなかった)、そんなの当たり前だと思っていた。でも全然当たり前なんかじゃなかった。私はとんでもなく恵まれていた。 ・暁海が夢みたいな刺繍が載っている雑誌を閉じて、転職サイトを開いた、というところはどうしようもなく辛かった。私はビーズの刺繍の本ばかりをペラペラと捲ってきた人生。自立し始めた頃は、愛もお金も与えられるばかりで情けなさや恥ずかしさすら覚えていたけれど、本当に罰当たりだなと思う。もっと感謝や愛を返すべきだったのに。 ・暁海が上京を諦めたのは、依存されている母を見捨てないため。一方私が両親、祖父母に上京を渋られたのは「大切で、そばにいて欲しいから」。何て幸せなのだろうと今は心の底から思う。 ・何かを諦めてはいけないよ、と言われる人生と、諦めないといけない人生。諦めることがデフォルトで組み込まれている人生。 ・25歳から二人はすれ違い始めるけれど、この時の暁海の気持ちが痛いほどわかって吐き気がした。他の女の人の影にとっくに気づいていながら、見ないふり。気がついていないふり。自分に自信がないからね。私はそんな自分が大嫌いだった。確か私も24、5だったかな。 ・「あんたの中心はあんたやで。どんだけ惚れても自分の城は明け渡したらあかん。自分で自分のことつまらんとか言うな。あんたの価値はあんたが決めるんや。」という櫂のセリフ。優しい。私は櫂みたいな男が堪らなく好きなのだ。 ・瞳子さんの生き方・考え方がすごく好き。(彼女もなかなか酷いことをしているけれど。)経済的・精神的に自立していて、一人でも生きていける。一人でも生きていけるけれど、それでも一緒に生きていきたいと思える人と私も生きていきたいと思う。 ・私の人生は誰のものでもなくて、私が決めて、選んで、責任を持つもの。何をするにも何を選ぶも私で、自由でいい。 ・また思い出しては涙が出てくるけれど、私の価値は私が決める。自由でいるには力がいること、自分の思ったように生きる権利があることは、これからもずっと忘れずにいたい。
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