商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/07/06 |
JAN | 9784167919139 |
- 書籍
- 文庫
イヴリン嬢は七回殺される
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イヴリン嬢は七回殺される
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商品レビュー
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2024/7/3読了 殺人事件を解決するまで、事件が起るその日をループし続ける、しかも日が改まる度に別の人物に変わっている(しかも、その人物の知性、身体能力で主人公の思考や行動にも制限がかかる場合がある)、という、良くそんなややこしいことを考えたね、っていう設定。複数の人物の視点...
2024/7/3読了 殺人事件を解決するまで、事件が起るその日をループし続ける、しかも日が改まる度に別の人物に変わっている(しかも、その人物の知性、身体能力で主人公の思考や行動にも制限がかかる場合がある)、という、良くそんなややこしいことを考えたね、っていう設定。複数の人物の視点から得られたデータを組み合わせて解決できる事件を“一人の人格”で解決する為の方便かとも思ったが、不可解な出来事は、別人格の自分の所為だったり、“今日”の自分の働きで、“後々”の別人格の自分の振る舞いの意味合いが変わってきたり、この手の話ではあるあるなのだろうけど、話が複雑で追いかけるのが大変だったけど、楽しめた。しかし……誰がいつどうやってこのようなシステムを作ったのか、その辺りはS・キングみたいに、余り触れずにスルーしている感。
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スチュアート・タートン『イヴリン嬢は七回殺される』読了。館で発生する殺人事件の真相を解明するまで同じ1日をループ、それも人格転移しながら繰り返す。人格転移により同じ1日を複数の視点で経験するための過去や未来の自人格の撒いた種が少しずつ繋がって真相に迫っていく展開が激熱。 ただ、序...
スチュアート・タートン『イヴリン嬢は七回殺される』読了。館で発生する殺人事件の真相を解明するまで同じ1日をループ、それも人格転移しながら繰り返す。人格転移により同じ1日を複数の視点で経験するための過去や未来の自人格の撒いた種が少しずつ繋がって真相に迫っていく展開が激熱。 ただ、序盤から中盤までは話の全貌が見えない状態でただただ混沌とした事象が発生しまくるので読みづらいのは事実。事態が整理できてきて解決に向かう中盤以降はぐいぐい引き込ませ頁を捲らせる。とはいえ主人公のモチベーションとなるベタとメタの階層それぞれの決着にやや物足りなさもある
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館×タイムリープ×人格転移 読んだことのないタイプの特殊設定ミステリー なにはともあれ、ややこしさが勝る そして、展開を呑み込むのに一苦労……いや、七苦労くらいした ただ、それを乗り越えればページをめくる手が止まらない 細かい設定とラストの展開が少し雑に感じなくもないが、なかなか...
館×タイムリープ×人格転移 読んだことのないタイプの特殊設定ミステリー なにはともあれ、ややこしさが勝る そして、展開を呑み込むのに一苦労……いや、七苦労くらいした ただ、それを乗り越えればページをめくる手が止まらない 細かい設定とラストの展開が少し雑に感じなくもないが、なかなかスリルはあった
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