商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 辰巳出版 |
発売年月日 | 2022/06/21 |
JAN | 9784777828739 |
- 書籍
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これからの時代を生き抜くための文化人類学入門
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これからの時代を生き抜くための文化人類学入門
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商品レビュー
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13件のお客様レビュー
文化人類学に興味を持ったので読んでみた。 多様性が謳われている現在だが、特に性の多様性について国外に目を向けてみると、こんなにバリエーションに富んでいるのかと驚いた。日本で同性愛が、同性婚がなど議論しているのがめちゃくちゃちっぽけなことに思えてしまった.... 自分には海外の...
文化人類学に興味を持ったので読んでみた。 多様性が謳われている現在だが、特に性の多様性について国外に目を向けてみると、こんなにバリエーションに富んでいるのかと驚いた。日本で同性愛が、同性婚がなど議論しているのがめちゃくちゃちっぽけなことに思えてしまった.... 自分には海外の知らない地に飛び込むような勇気はないけど、異文化や歴史の勉強などは続けていきたいと思った。
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各種テーマに沿って、文化人類学の民族誌を実例として日本人アイデンティティで凝り固まっている固定観念を揺さぶられる内容。提供される事例が興味深く、圧倒され続ける読書体験です。 ジェンダー、死生観、時間など自分がこれが正しい・正常であると考えていることは、相対的な比較において全く異...
各種テーマに沿って、文化人類学の民族誌を実例として日本人アイデンティティで凝り固まっている固定観念を揺さぶられる内容。提供される事例が興味深く、圧倒され続ける読書体験です。 ジェンダー、死生観、時間など自分がこれが正しい・正常であると考えていることは、相対的な比較において全く異質なものであることが浮き彫りになる。特に、時間というカオスなものを、通過儀礼など区切りをつけることで作為的に連続したものとして捉えている。便宜的にそうしているはずだったのに、産出された「時間」に私たちは縛られ不自由になっている。この感覚は、深層心理に根付いていて、現代人の窮屈さの根源なのかもしれないなと思いめぐらす。 人新世とマルチスピーシーズという思想を引合にだし、人間中心主義であった文化人類学を多種多様な「ともに生きるのに適している」人類以外のものたちとの共存まで視野を広げているという解説。 文化人類学は壮大なテーマへの実践に挑んでいるんだなと感嘆するなぞ。
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堅苦しくなくスラスラと読めた。 実際のエピソードから、自身の価値観、いわゆる「普通」というものがいかに「普通」ではないかというところを認識した。 また確かに人間を中心とした世界の見方しかしていなかったとも思う。
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