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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/06/08 |
JAN | 9784163915500 |
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信仰
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商品レビュー
3.8
302件のお客様レビュー
短い不思議なお話が集まった短編集だったけど、 1つ1つが強烈な光を放っているような、 そんな読書体験でした。 特に、 1つめの「信仰」が、印象的でした。 自分が考えていることが正しいのか、普通なのか、 それとも、 そう思っているのは自分だけで、 傍から見れば、実は異質なのかも...
短い不思議なお話が集まった短編集だったけど、 1つ1つが強烈な光を放っているような、 そんな読書体験でした。 特に、 1つめの「信仰」が、印象的でした。 自分が考えていることが正しいのか、普通なのか、 それとも、 そう思っているのは自分だけで、 傍から見れば、実は異質なのかもしれません‥ 「ぽう」
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8話の短編&エッセイ集。タイトル作の「信仰」はカルトビジネスをテーマにした秀作で、ストーリー構成も良かったのでもう少し肉付けをした中~長編で読みたい物語でした。他の短編は筆者の構想中のモチーフなのか数頁の短いものからエッセイまでちょっと怖い近?未来の話など。
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村田さんの書くお話は奇妙で独特で最初はギョッとするのに、読み進めると不思議と腑に落ちて共感が広がっていく。癖になる。 短編『信仰』では、カルトや宗教を異常なものとして捉えながらも、誰しもが何かしらを"信仰"して生きてることに気付かされる。 "現実&...
村田さんの書くお話は奇妙で独特で最初はギョッとするのに、読み進めると不思議と腑に落ちて共感が広がっていく。癖になる。 短編『信仰』では、カルトや宗教を異常なものとして捉えながらも、誰しもが何かしらを"信仰"して生きてることに気付かされる。 "現実"を強く信じるのも、また信仰かあ。面白い。 エッセイ『気持ちよさという罪』では、とても深く考えさせられた。 "個性"とは"想像がつく範囲の、ちょうどいい素敵な特徴"。想像を超えてしまえば、異物として排除される。"多様性"もまた然り。 朝井リョウの『正欲』もそうだったけど、この言葉の意味を改めて問われているようだった。
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