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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/05/26 |
JAN | 9784087717891 |
- 書籍
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さざなみの彼方
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さざなみの彼方
¥1,870
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
戦国の世に翻弄される茶々との愛を貫く乳母子であった(仮定)大野治長との物語。二人の言葉で書かれているので、心情がわかりやすい。 市の方・寧々・秀吉・真田信繁など、二人の周りの人物も生き生きと浮かび上がる。 この本一冊で戦国時代の歴史をワクワクしながら学ぶことができると思う。
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- ネタバレ
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浅井三姉妹の長女茶々と乳母子大野治長の物語。 中学生くらいの時に読んでいたら純粋に楽しめただろうが、正直題材もストーリー展開も出回りすぎていて既視感が強かった。 今や色々な説や考察が溢れているが、茶々が過酷な運命を生きた女性というのは変わりない。 どういう選択をしても、家康は豊臣を生かしておく気はなかったんだろうな。
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あんまり恋愛小説って好んで読まないのですが、佐藤雫さんの描く恋愛ものは前作を読んで心を鷲掴みにされていたので、今作を本屋で見た瞬間衝動買いました。 買った後に満足してしまって何ヶ月か積読の後、ようやく昨日しっかりと読み始めました。 読み終わった心境は結末も相まって複雑…ではあ...
あんまり恋愛小説って好んで読まないのですが、佐藤雫さんの描く恋愛ものは前作を読んで心を鷲掴みにされていたので、今作を本屋で見た瞬間衝動買いました。 買った後に満足してしまって何ヶ月か積読の後、ようやく昨日しっかりと読み始めました。 読み終わった心境は結末も相まって複雑…ではあったのですが、やっぱり最高のお話だったと声を大にして言いたい、いや言わせてください。 「最高だったっっっ!!!」 淀殿自体は戦国時代を生き抜いた女性の中でも群を抜いて有名だったので知ってはいたのですが、治長との噂は全く持って知らなかったので驚きました。 やっぱりロミジュリ要素のある主従での禁断の恋というのは、破滅の道だとしても応援したくなりますね。これは時代を超えた普遍的なものなのでしょうか…。それは置いておいて。 みんながみんな、誰がのことを想って生きていて、めちゃくちゃ人ができているのです。と言うか生きる上での矜持を大切にしていて、自分の信念があるんですよ。戦国時代という死と近い世の中に生きていると、いつ死ぬのかわからない恐ろしさがあります。だからみんな自分の人生のあり方に理想と、それを貫くための決意がある感じがしました。 ついつい死は遠いものに考えてしまいがちですけど、いつどんなことが起こるかわからないのに、こんなに毎日ヘラヘラしてて良いのかなと、この本を読んでて焦りの気持ちが芽生えました。それくらい、この本に出てくる登場人物は生き様がカッコ良かったです! 佐藤雫さんの次作を読める日が待ち遠しい。
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