商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/06/10 |
JAN | 9784041120583 |
- 書籍
- 文庫
黒武御神火御殿
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黒武御神火御殿
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商品レビュー
4.2
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三島屋怪談語りの百物語、第6作。聞き手が三島屋次男坊の富次郎に変わり、話し手もやや通俗・老獪な人々に? 4編収録。中でも表題作は300ページ超とスケールも大きく、謎も妖もたっぷりのハラハラドキドキ読み応え十分な大作でした。 また、「同行二人」は悲しく寂しい背景があるにも関わらず、...
三島屋怪談語りの百物語、第6作。聞き手が三島屋次男坊の富次郎に変わり、話し手もやや通俗・老獪な人々に? 4編収録。中でも表題作は300ページ超とスケールも大きく、謎も妖もたっぷりのハラハラドキドキ読み応え十分な大作でした。 また、「同行二人」は悲しく寂しい背景があるにも関わらず、飄々とした力強さが感じられる良作でした。 短編も中編も、高いレベルを維持し続ける宮部先生はやはりすごい。
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三島屋変調百物語シリーズ六冊目。 「姑の墓」が・・・ここまで障りがあるのかと恐ろしかった。 「同行二人」は切なかった。 「黒武御神火御殿」が320ページ。これだけで1冊でも良いくらい。気持ち悪くて不可思議で面白かった。 第二十八話「泣きぼくろ」 →再会した友が語り始める一...
三島屋変調百物語シリーズ六冊目。 「姑の墓」が・・・ここまで障りがあるのかと恐ろしかった。 「同行二人」は切なかった。 「黒武御神火御殿」が320ページ。これだけで1冊でも良いくらい。気持ち悪くて不可思議で面白かった。 第二十八話「泣きぼくろ」 →再会した友が語り始める一家離散の恐ろしい運命。 第二十九話「姑の墓」 →とある家の女たちだけが〈絶景の丘〉に登ってはならない理由。 第三十話「同行二人」 →妻子を失った走り飛脚が道中めぐりあう怪異。 第三十一話「黒武御神火御殿」 →異形の屋敷に迷い込んだ者たちを待つ運命。
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聞き手が替わった第一弾。 三つの短編と本題でもある長編。 文庫本で六百頁越の厚さは、もはや容易に携行できない。 二分冊にして欲しいものだ。ここで★一つ減。 読後感は相変わらず、行き着くところ怖いものは人! それと人の力では解決できない理不尽ともいえる何か だから怖かったりホッと...
聞き手が替わった第一弾。 三つの短編と本題でもある長編。 文庫本で六百頁越の厚さは、もはや容易に携行できない。 二分冊にして欲しいものだ。ここで★一つ減。 読後感は相変わらず、行き着くところ怖いものは人! それと人の力では解決できない理不尽ともいえる何か だから怖かったりホッとしたり納得したりしなかったり 新聞連載なのに話の切れ目がハッキリせず 「読み始めたらとことん最後まで一気に」 覚悟して読み進めるしかない。 「泣きぼくろ」 「姑の墓」 「同行二人」 「黒武御神火御殿」くろたけごじんかごてん
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