商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2022/06/30 |
| JAN | 9784098613175 |
- コミック
- 小学館
チ。 ―地球の運動について―(第8集)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
チ。 ―地球の運動について―(第8集)
¥770
在庫あり
商品レビュー
4.3
95件のお客様レビュー
人・所・時代が違えば、見え方・感じ方・考え方も違う。それでも、この運動は続いている事実。繋がっていく・繋がっていかない面白さ。くるくる変わって私は好き。
Posted by 
相対性理論に関する本を読んでいた時に、特殊相対性理論はアインシュタインがいなくとも、それほどの年月を待たずに何者かが発表したであろうという文章があった。すなわち特殊相対性理論の発見は、それまで積み上げられてきた研究内容に対して、ひとりの天才のひらめきと理論により完成したもので、「...
相対性理論に関する本を読んでいた時に、特殊相対性理論はアインシュタインがいなくとも、それほどの年月を待たずに何者かが発表したであろうという文章があった。すなわち特殊相対性理論の発見は、それまで積み上げられてきた研究内容に対して、ひとりの天才のひらめきと理論により完成したもので、「アインシュタインが存在しなかったのなら特殊相対性理論は生まれなかった」というわけではない、ということだ。革新的な発見は何者にも代えがたい世紀の天才によるものだと思っていたので、意外だった。先人からバトンを受け渡され、そのとき、理論のもっとも完成に近いタイミングでアインシュタインという天才がいて、最後のピースをはめることができたのだという。 世の中の常識を覆すような「知」のバトンを受け渡す者と、それを「血」にまみれながら阻止しようとする者の物語が「チ。-地球の運動について―」という作品だ。ただ、最終的に受け渡されたのは「知」でも「血」でもなく、「想い」だった。研究資料は全て焼かれ、「地球の運動について」を記した本が世界に広く普及されることもなかった。志を受け継ぐ者は全員死に絶え、後世に彼らの名前は残らない。ただ、彼らを突き動かした「タウマゼイン」――「?」という疑問を持つこと、そしてそれに伴う感動は、ひとつのメッセージに乗って、後世に届いた。そしてその「?」がコペルニクスにまで行きついて、「地動説」の発表につながったのかもしれない。 最終巻、コペルニクスにつながる存在として登場するアルベルト。彼を導き、そして絶望させる存在として、ラファウさん2号(便宜上、1巻に登場する子どもラファウさんを1号、最終巻に登場する大人ラファウさんを2号と呼ぶ)が出てくる構成が良かった。12歳でこの世を去ったラファウさん1号が神聖化されつつあるなかで、ラファウさん2号は自身の信念のために容赦なく人を殺す。ラファウさん1号がもし生き延びて大人になったときに、この物語とはまた違った、もっと狂気にまみれた景色があったのかもしれない。この物語において地動説を信じる者をただ肯定しない仕掛けのように感じた。 最後に、様々な人間の想いと死を通して、「知」のバトンが渡されていくこの物語の根底には、ヨレンタさんの「文字は軌跡」という言葉がある。研究資料の多くが失われるなかでも、「ポトツキさんに利益の1割を」というメッセージは、その意図がくみ取れなくなるほど時が経っても、文字として受け継がれ、そのメッセージをきっかけにアルベルトの「?」につながった。先人の研究を後世に引き継ぐ決意と、これまでの研究に対する敬意、そして文字の軌跡が重なってこのラストにつながる。 マンガを読んでこれだけストーリーの余韻にひたるのは久しぶりな気がする。すごい物語を読んだものだとしみじみ思う。
Posted by 
全巻通して 知、真理の探求というものにかけた人々の思い、思想的弾圧の厳しかった時代の理不尽さと一方でそれを守りたい人々の思い、そういう人の生き様が情熱的に描かれ、感じられるのは素晴らしい。漫画自体も上手いし読みやすい。 しかし、その人生の果てに辿り着いた言葉は現在の研究の在り方や...
全巻通して 知、真理の探求というものにかけた人々の思い、思想的弾圧の厳しかった時代の理不尽さと一方でそれを守りたい人々の思い、そういう人の生き様が情熱的に描かれ、感じられるのは素晴らしい。漫画自体も上手いし読みやすい。 しかし、その人生の果てに辿り着いた言葉は現在の研究の在り方や倫理問題そのものであり、ありきたりに思てしまった。そのため今一つ感動のピークが得られずモヤモヤ。 さらに言えば、もっと天動説が支配的な世の中から地動説が生まれる思考過程やそれを固めていく論理を掘り下げてくれるものと期待していたので肩透かし感あり。
Posted by 
