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深緑野分(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2022/04/13
JAN 9784163915180

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商品レビュー

3.7

61件のお客様レビュー

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2025/11/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

映画の特撮から3D CGアニメーションに携わる女性たちが中心の物語。特殊造形士も、CGアニメーターも、イメージを形にする、非現実的なものを形にする、という共通点があり、自分にはない才能なので、感嘆するばかり。スター・ウォーズ、バック・トゥ・ザ・フューチャー、スリラーが登場する場面、そしてピクサーが特殊撮影を一気に上書きしていく場面は、その時代をリアルで過ごしてきたので、興味深く読んだ。 さらに面白かったのは、3D アニメーターにはモデリング!関節や筋肉を作るリギング、演技をつけるアニメーション、最後にシミュレーションを経て、レンダリングが行われるということ。それぞれに違う才能が求められるようで、単なるコンピュータのオペレーターではない、技術と芸術性が求められる世界だと知ることができた。 第一部の主人公は特殊造形士、メイキャップ・アーチストのマチルダ。舞台は1960年代から1986年のニューヨークからロサンゼルス。幼い頃に、ハリウッドで働く叔父に見せられた影絵の黒い犬を、見える形にしたいというマチルダ、次第に映画の世界に魅せられていく。大学を途中退学して、特殊造形士のヴェンゴスの下でキャリアを始める。女性が働くことが難しい時代、映画業界も例外ではなく、それでも努力して力をつけるも、なかなか表立って評価されず。最後に「レジェンド・オブ・ストレンジャー」という作品で、ついに黒いモンスター「X」を創り出したマチルダだったが、CGの台頭に絶望して、表舞台から姿を消してしまう。 第二部はアニメーターのヴィヴィアンの物語、2017年のロンドン。伝説的な作品となったマチルダの「X」をCGリメイクする物語。第一部のマチルダ、周りの人たちも登場する。最後は、何か慌ただしくバタバタした感じになり、やや疑問な感じ。

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2025/04/10

図書館にて借りる、第586弾。 (京都市図書館にて借りる、第51弾。) 深緑野分さんの作品はどれも海外小説を読んでいる気分になる。 本作も海外を舞台にしたお話。 テーマが映画の造形師のお話だったから最後まで読んだが、映画にまつわるテーマでなければ、途中で読むのをやめていたかも...

図書館にて借りる、第586弾。 (京都市図書館にて借りる、第51弾。) 深緑野分さんの作品はどれも海外小説を読んでいる気分になる。 本作も海外を舞台にしたお話。 テーマが映画の造形師のお話だったから最後まで読んだが、映画にまつわるテーマでなければ、途中で読むのをやめていたかも知れない。 何故だかワクワクしなかった。 描写は細かく丁寧に表現されていのだが、頭に入ってこないというか。 星は3つ。3.3とか。

Posted by ブクログ

2025/03/19

第一章のマチルダと第二章とヴィブの対比が感深い。 女性の働く環境も整備されて働きやすくなっているのに、ヴィブの方が働くのが辛そうで、精神を病んでいる。 マチルダは厳しい中、新しい世界に飛び込んでいくのが70年代アメリカ映画のような、夢と希望に溢れている感じ。 映画だけではなく、世...

第一章のマチルダと第二章とヴィブの対比が感深い。 女性の働く環境も整備されて働きやすくなっているのに、ヴィブの方が働くのが辛そうで、精神を病んでいる。 マチルダは厳しい中、新しい世界に飛び込んでいくのが70年代アメリカ映画のような、夢と希望に溢れている感じ。 映画だけではなく、世の中そうなのかな… 学生時代はレンタルビデオ屋、映画館で働く位映画が好きだったのに、今はアカデミー賞すら良く分からない… 映画が好きだったけど、好きでは続かない業界なんだろうな。 最後にマチルダがスタッフロールに載れて報わてた。 映画に情熱を持って働くクリエイター達を読んで私も今の仕事を頑張ろうと思った。

Posted by ブクログ