商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/05/10 |
JAN | 9784167918774 |
- 書籍
- 文庫
小隊
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ロシアが北海道に攻めてきたら、という架空戦記といえば架空戦記やねんけど、「〇〇師団が旭川を制圧した」みたいな戦略の話やなくて、兵隊の戦闘の話。日本だと太平世戦争以降に現代戦が無いだけに書かれなかったジャンルかと。 あとは、傭兵として中東で戦う日本人の話「戦場のレビヤタン」と、幹部...
ロシアが北海道に攻めてきたら、という架空戦記といえば架空戦記やねんけど、「〇〇師団が旭川を制圧した」みたいな戦略の話やなくて、兵隊の戦闘の話。日本だと太平世戦争以降に現代戦が無いだけに書かれなかったジャンルかと。 あとは、傭兵として中東で戦う日本人の話「戦場のレビヤタン」と、幹部候補生の訓練中の妄想混じりの「市街戦」。「市街戦」ふだんなら妄想混じりの話って乗り切れないことが多いんやけど、コレは途中からハマった。整合性無いからこそ迫ってくるリアルな重さ、みたいな。 【追記】誰もいなくなったコンビニからAmazonギフトカードを持って行くシーンがあるけど、あれレジ通さないと使えないよね。使うシーンはないから間違いではないけど違和感あったり。
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元自衛官の芥川賞作家が描く自衛隊や戦争に関する小説3篇。 表題作「小隊」は北海道に上陸したロシア軍を迎え撃つべく小隊を率いて任務につく自衛官が主人公。自衛隊が戦争に巻き込まれると、こうなるのかもしれないと思いながら読んだ。 「戦場のレビタリヤン」は幹部自衛官を数年でやめ、怠惰な生...
元自衛官の芥川賞作家が描く自衛隊や戦争に関する小説3篇。 表題作「小隊」は北海道に上陸したロシア軍を迎え撃つべく小隊を率いて任務につく自衛官が主人公。自衛隊が戦争に巻き込まれると、こうなるのかもしれないと思いながら読んだ。 「戦場のレビタリヤン」は幹部自衛官を数年でやめ、怠惰な生活を送っていた主人公が民間警備会社に入り、イラクのクルド人自治区にある石油プラントに派遣され、防衛任務につくという話。 この2作品は架空の戦争場面を描いているが、最後の「市街戦」は一般大学を卒業して陸上自衛隊に入隊した主人公が味わう行軍訓練のリアルな苦しさを描いたもの。訓練の中で、学生時代の友人たちとの交流が幻想となって脳裏に浮かび、やがて現実との境目がぼやけてくるといった内容になっている。 いずれも自衛隊出身の著者ならではの表現力を感じさせるが、「小隊」は軍事的専門用語のオンパレード、「戦場のレビタリヤン」は背景や状況がわかりづらく、正直、読み疲れがした。 「市街戦」のみ、自衛隊に入隊する若者の心理や訓練における不快感との戦いといった点で親しみがわき、心に響くものがあった。
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率直に面白くなかった。 本当にひどい言葉で感想を言うと、ナルシストな軍事オタクのマスターベーション的な文字の羅列。 面白いと思った人にはごめんなさい。ごたくがつらむら書いてあるようにしか思えなかった。
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