商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 辰巳出版 |
発売年月日 | 2022/03/28 |
JAN | 9784777828920 |
- 書籍
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昆虫の惑星
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昆虫の惑星
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
ハエやカに対して「存在しなくても良いのでは?」と思ったことがある人は多いと思う。序盤でその質問に答えてくれる。曰く「①カを始めとする昆虫たちは食物連鎖の一員である ②昆虫を研究することで、ヒトは思わぬ形で益をもたらしてもらってきた ③全ての生き物は生きる機会を尊重されるべきであり...
ハエやカに対して「存在しなくても良いのでは?」と思ったことがある人は多いと思う。序盤でその質問に答えてくれる。曰く「①カを始めとする昆虫たちは食物連鎖の一員である ②昆虫を研究することで、ヒトは思わぬ形で益をもたらしてもらってきた ③全ての生き物は生きる機会を尊重されるべきであり、また人間には地球に棲む多様な生き物たちを出来る限り保護していく責任がある」。 昆虫の定義とは何か。それぞれの持つ興味深い体の構造とは。昆虫はどのような性質を持ち、研究することでどのような益をもたらしてくれるのか。昆虫たちが現在置かれている危機的状況とは。幅広いトピックを網羅した内容で、読む前と後では昆虫に対する感じ方が異なってくる。そして現在では様々な文脈で『多様性』という言葉が使われるけれど、多様性とは本来ただそこにあるもので『認める』などという使い方は適切ではないのだなと心底思った。習性も体の構造も全く違う生き物たちがこれほど多く地球に生息していて、ほとんどがヒトの手によって生態がゆがめられている事実を受け止め、どう自分が関わっていけるか考えていきたい。すぐに何が出来ると言うわけではないが、とりあえず意識するところから……。
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小学校にはちょっと難しいと思う(今はそういう人がいないとはいえないが)。 高校は、SDGsで環境やるなら、生態系に入れて欲しい一冊です。 昆虫がいかに地球上で働いてるのか、という話です 2023/11/30 更新
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「昆虫の大多数は朝から晩まで、ヒトの暮らしを支えるささやかな仕事をこなしているのだ」 昆虫をこんなに身近に感じることはない本だった。
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