商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2022/03/19 |
JAN | 9784396347994 |
- 書籍
- 文庫
恋大蛇
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
恋大蛇
¥759
在庫なし
商品レビュー
4.2
40件のお客様レビュー
まだ若い作家 今村翔吾氏の本である。 この様な羽州ぼろ鳶組のシリーズものの作品が、ある事を知らなかった。 三話からなるこの本を手にして、面白いと……読み始めた。 八丈島へ流罪で、島流しの留吉こと転。 その活躍ぶりは、島でも発揮する。 何故島流しなったのか? 待っている千春と...
まだ若い作家 今村翔吾氏の本である。 この様な羽州ぼろ鳶組のシリーズものの作品が、ある事を知らなかった。 三話からなるこの本を手にして、面白いと……読み始めた。 八丈島へ流罪で、島流しの留吉こと転。 その活躍ぶりは、島でも発揮する。 何故島流しなったのか? 待っている千春とは、どんな人なのだろうか?と、…… シリーズも読まずに、手にしたので、余計に、どういう物語が、気になってしまった。 恋大蛇、三羽鳶にしても、このような鳶組の話に、目が離せなく、あっという間読んでしまった。 江戸の町、日本の家屋は、木材と紙で構成されており、縦横に並んで建てられているから、一つ火事の元が、発生したら、導火線の如く 燃え広がる。 風向きに寄って、どこの家を壊し、避難させる者達は、との方面へと指導するか? その采配が、鳶組の機転と腕にかかる。 今まで、料理番付が、あるのは、色々な時代小説で知っていたが、この様な鳶も番付が、ある事を知り、今度は、読みたいと思っている。
Posted by
救えなかった命・・・・猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖にしぼむ心と体を麻痺させるため、京も野条弾馬は、酒を呷って火事場に望む。
Posted by
八条島に流刑された男の隠された経歴と、島での生き方、野条弾馬の京におけるその後、銀治、燐じょう、与一らの直向きな思い、黄金の世代の中にいたぼろと鳶源吾の話とは違った色合いの話。 特に八丈島の話は、西條奈加の無暁の鈴で読んだ、遠島の刑に処せられた罪人らを、排斥することなく、距離を起...
八条島に流刑された男の隠された経歴と、島での生き方、野条弾馬の京におけるその後、銀治、燐じょう、与一らの直向きな思い、黄金の世代の中にいたぼろと鳶源吾の話とは違った色合いの話。 特に八丈島の話は、西條奈加の無暁の鈴で読んだ、遠島の刑に処せられた罪人らを、排斥することなく、距離を起きつつも容認した島人の暮らしの話とつながり、興味深かった。
Posted by