商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2022/03/02 |
JAN | 9784560098912 |
- 書籍
- 書籍
日本でわたしも考えた
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日本でわたしも考えた
¥2,530
在庫あり
商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
日本礼賛でもなく、単純批判でもなく、ありふれた日常を独自の視点で読み解いているのが面白かった。ただ、すごくエンターテイニングな本というよりは、知的な随筆を読んでいる感じ。
Posted by
ORIENTING https://www.hakusuisha.co.jp/book/b598683.html
Posted by
外国人による日本賞賛のコメントは食傷気味であり、そういう番組自体を恥ずかしく感じる。 私も周りも、日常の会話から避けがちな話題を、この本では率直に、その背景から考察して論述されている。思い込みと想像だけでなく、インドはもちろんのこと、中国やインドネシアの歴史や文化等と絡み合ってい...
外国人による日本賞賛のコメントは食傷気味であり、そういう番組自体を恥ずかしく感じる。 私も周りも、日常の会話から避けがちな話題を、この本では率直に、その背景から考察して論述されている。思い込みと想像だけでなく、インドはもちろんのこと、中国やインドネシアの歴史や文化等と絡み合っていて、客観視できる。 文化も制度も多様なる中で生まれ育ったインド人に、様々な国での経験が加わった視点で日本が暴かれていく。 日本人の根強い人種差別。 ラグビー日本代表でも時折耳にする…日本人以外…という言葉。 人種を意識しているのではなく、ただの見た目で判断する人がいる危うい社会。 ハーフという言語的区別と、羨望からの苛め。 世襲性政治に起因する、柔軟性のない社会と制度。何をするにも時間がかかる。 女性の社会的地位が低い社会。無意識下で女性に侮辱的な言葉を使う、おじさん社会。 本を読みながら、自分を取り巻くこの日本社会について、より批判的に思いを巡らせた。
Posted by