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人間のしがらみ(下) 光文社古典新訳文庫
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人間のしがらみ(下) 光文社古典新訳文庫

サマセット・モーム(著者), 河合祥一郎(訳者)

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人間のしがらみ(下) 光文社古典新訳文庫

1,430円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2022/02/15
JAN 9784334754587

人間のしがらみ(下)

¥1,430

商品レビュー

4

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みんなの感想まとめ
  • 人間関係
  • 複雑さ
  • 成長物語
  • 医師を目指す
  • 恋愛の変化
  • 友情と試練
  • 内面の葛藤
  • 冷徹な観察眼
  • 新訳の魅力
  • 人生の選択

人間関係の複雑さと成長を描いた物語は、主人公フィリップの失恋から始まり、新たな恋愛や友情、そして人生の試練を通じて展開します。彼の周囲の友人たちが病や夢の挫折を経験する中、フィリップはアセルニー一家との出会いを通じて新たな道を見出し、医師を目指す決意を固めます。恋愛に対する感情は変化し、執着から同情へと移り変わる様子が描かれ、彼の成長を感じさせます。一方で、冷徹な観察眼を持つ著者の筆致により、フィリップの内面の葛藤や人間関係の不条理も浮き彫りにされ、リアルな人間ドラマが展開されます。新訳の素晴らしさも際立ち、作品への理解を深める助けとなっています。全体を通して、深い人間描写とともに、成長の物語が魅力的に織り交ぜられています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/06/03

以前は一般に「人間の絆」と呼ばれていましたが「人間のしがらみ」と変わり、読みたい、と思い手に取りました。理性ではコントロールできない人間の性、どうにもならない状態、主人公フィリップはかなりの重度にも思われますが… 英国の諜報部員でもあったサマセット・モームの人間観察力は鋭いですね...

以前は一般に「人間の絆」と呼ばれていましたが「人間のしがらみ」と変わり、読みたい、と思い手に取りました。理性ではコントロールできない人間の性、どうにもならない状態、主人公フィリップはかなりの重度にも思われますが… 英国の諜報部員でもあったサマセット・モームの人間観察力は鋭いですね。 106章がとても印象的 「〜賢者はたった一行で人類の歴史を教えた。人は生まれ、苦しみ、死ぬ。人生に意味はなく、生きることで何か役立つことはない。生まれようが生まれまいが、生きようが死のうが、どうでもよいのだ。生きることにも死ぬことにも意味はない。〜 人生という巨大な縦糸(どこからともなく流れ出て、どこへともなく果てしなく流れゆく川)にあっては、意味などないし、重要なものは何もないという己の空想を背景に、人はさまざまな横糸を選んで模様を描くことに個人的な楽しみを見出し得る。〜何が起ころうと、これからは模様をさらに複雑にするモチーフとなるだけのことであり、終わりが近づけば、その完成を喜べばいい。それは芸術作品となり、自分だけがその存在を知り、自分の死をもって直ちに消え去るがゆえに、美しいのだ。フィリップは幸福だった。」

Posted by ブクログ

2025/03/31

 ミルドレッドに失恋した主人公フィリップは、新しい恋も始まり立ち直りつつあったが、そんな彼の前に恋人に捨てられたと言ってミルドレッドが現れる。彼女を見てフィリップの感情はまた揺さぶらるのだが、果たして二人の間はどうなるのか、といったところから下巻は始まる。  そして、フィリップ...

 ミルドレッドに失恋した主人公フィリップは、新しい恋も始まり立ち直りつつあったが、そんな彼の前に恋人に捨てられたと言ってミルドレッドが現れる。彼女を見てフィリップの感情はまた揺さぶらるのだが、果たして二人の間はどうなるのか、といったところから下巻は始まる。  そして、フィリップが親しく付き合い、その言動に目を見張ったり、才能に憧れたりした友人たちが、ある者は病に倒れ、また別のある者は夢をあきらめたりして、かつての親密な関係が失われていく一方、医局員として研修をしていた病院で知り合ったことがきっかけで、アセルニー一家との交際が始まり、フィリップは人生の新たな一面に目覚めていく。  そんな中、フィリップは投資の失敗から財産のほとんどを失ってしまい、下宿代も払えず路頭に迷うに近い状況になってしまったが、そんな彼に手を差し伸べてくれたのがアセルニーとその家族であった。その口利きで何とかデパートの婦人服売り場の仕事を見つけたフィリップだったが、果たして彼の人生は、そしてミルドレッドとの関係はいかに、という展開。  ある出来事があって、フィリップは医学校での研修を終え、医師への道を目指すこととなり、そしてある人と二人で人生を送って行こうと決意する。    ミルドレッドに対する気持ちが、若者らしい執着的な愛から、焼けぼっくい的に火がつき、さらに同情、哀れみと変わっていくところは分からないではないが、ミルドレッドの態度に共感を持てないし、齢を重ねてくると、そもそも恋愛部分を読むのがきつくなってくる。  そういった意味では、フィリップが一度零落を経験してからの新しい生き方のところに共感を覚えたし、それこそが本書読後の後味を良くしているのではないだろうか。  ない。訳者あとがきにもある通り、本書はこれまで『人間の絆』というタイトル名で訳されてきたが、「絆」という言葉が”つながり”とか”結びつき”といったポジティブな意味に変わってきているようで、本書の内容からすると確かに”しがらみ”という言葉の方が適当な気がする。

Posted by ブクログ

2023/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昨日から読み始めて読了。 上はじかんかかったけど下は次が知りたくていっきによみました。 ミルドレッドに振り回されてなんで? 何回も助けてもらって利用するだけ利用できる人がいる。悲しい。 と思うけどはらはらするけど、それは、スピノザのエチカの第四部人間の束縛について、あるいは感情の力についてに、に基づくものらしい。 常にはらはらしていた。ちょっと最後のサリーのところはうまくいきすぎって感はしたけど。 たくさん回り道して医師免許とるけど、フィリップまだ若いことに驚愕。あとかきにモームとフィリップの年表があって比較も楽しい。モームのほうがフィリップより経験豊富?

Posted by ブクログ

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