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それを読むたび思い出す
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それを読むたび思い出す

三宅香帆(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2022/02/04
JAN 9784791774425

それを読むたび思い出す

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商品レビュー

3.8

31件のお客様レビュー

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2025/11/04

現在日本で一番注目されている書評家である 著者の本との出会い、大学時代を過ごした京都での日々、地元高知との距離感など、著者の今までの日々、包み隠さず綴ったエッセイです。 三宅さんにとって本は、孤独から救ってくれる 存在、読むと過去の記憶が蘇る。 書評家となったキッカケなど、赤裸々...

現在日本で一番注目されている書評家である 著者の本との出会い、大学時代を過ごした京都での日々、地元高知との距離感など、著者の今までの日々、包み隠さず綴ったエッセイです。 三宅さんにとって本は、孤独から救ってくれる 存在、読むと過去の記憶が蘇る。 書評家となったキッカケなど、赤裸々に語ってます。

Posted by ブクログ

2025/11/04

小さい時から本が好き、旅先でも本屋があれば入る、地方出身。今までの著作から共通項が多い方だと思っていたけれど、やっぱり多い。地方と都会を格差以外の視点が良いし、本と共にある日々を振り返る文章に温かい気持ちがあった。自分の今までの人生にあった本との出会いも色々思い出す。昨日もそうだ...

小さい時から本が好き、旅先でも本屋があれば入る、地方出身。今までの著作から共通項が多い方だと思っていたけれど、やっぱり多い。地方と都会を格差以外の視点が良いし、本と共にある日々を振り返る文章に温かい気持ちがあった。自分の今までの人生にあった本との出会いも色々思い出す。昨日もそうだったし、今日もだし多分この先もずっと本とともに生きていく。「私の人生に本があって良かった」と改めて思わせてくれる1冊。    

Posted by ブクログ

2025/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

去年は忙しさにかまけて本を全然読めなかったので、今年こそはいろいろと読みたいなあと思う。 三宅さんは去年の後半に出会えたんやけれども、歳も近く、同じ京都での学生生活(大学は雲泥の差)を送っていたことから近しく感じる文章。 そのなかにも素敵な言葉がたくさんある。 社会人になるとわかる。何かを好きでいつづけるのは意外と難しい。もちろん難な くやっていける人もいるけれど、意外と漫然と過ごしていると、ふとそれは手からこ ぼれ落ちていたりする。就活生の私が「頑張らないと本を好きでいつづけることはできないだろう」と思ったその直感は、あながち間違っていなかった、と思う。 本を書く仕事をはじめてから、たまに、「いつから本が好きなんですか」と聞かれるようになった。 それはどの地方でも、 国でも、場所でも、 場所でも、変わらずにある。ぶかぶかと浮かぶ本 風景は、私の頭のなかでたぶんもっとも幸福な類の記憶だ。 そこに本がぎっしり詰まった本棚があると 風景は変わる。人も変わる。自分も変わっていくなかで、好きなものを手放さない ことや、何か大切なものを握りしめておくことは、意外と、難しい。 ロールパンナちゃんは、下手したらアンパンマンより、強いんですよ。めっちゃ あのね、孤独なときはね、『アンパンマン』に登場するロールパンナちゃんのこ とを考えるんですよ。 ロールパンナちゃん、「善の心」と「悪の心」を持って生まれてしまったキャラ クターなんですけどね。 くらやみの谷。 でも、強いからこそ、自分の力を振り回すことをおそれて! 妹のメロンパンナ ちゃんと一緒に暮らすこともなく、彼女は、「くらやみの谷」にひとりでひっそり と暮らしているんですよ。 そう思うと、なんかね、けっきょく、みんな、くらやみの谷に暮らしてるんだな あ、って思えるんです。 この話を知って、僕は自分がダークサイドに落ちそうになったとき、ロールパン ナさんのことを思い出そう、と思うんです。 自分も孤独だけど、でもロールパンナさんも孤独だから。 それでもひとりでふん張ってるわけだから。 そう思うと、ちょっとだけ安心しません? みんな、孤独で、それぞれのくらやみの谷にいて、頑張ってるんだなあ、って思えて。 ―――くらやみの谷、というフレーズが妙に切なくて印象的で、私は、「孤独」とい うものを思うとき、いつもロールパンナちゃんが暗い谷の底でひっそりと暮らしてい る風景を、想像する。 やっぱり孤独という言葉には、寂しさやかっこよさといった、付属品がたくさんつ いてまわる。しかし実際の孤独は、単に、くらやみの谷でたんたんと空を見上げなが ら生活するようなことのように、思う。 谷から見る空はきっと明るい。でも自分のいるところは、暗くて寒くて深い、谷の 底だ。たしかに空を見上げたら、その差にしんどくなることもあるだろう。それでも、 その暗い場所で炎を焚いてたんたんと生活しようとすることが、孤独というものの本 当のかたちではないだろうか。

Posted by ブクログ