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青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集 ブックスならんですわる01
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青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集 ブックスならんですわる01

ヴァージニア・ウルフ(著者), 西崎憲(訳者)

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青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集 ブックスならんですわる01

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2022/01/19
JAN 9784750516929

青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集

¥1,980

商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2025/07/25

ヴァージニア・ウルフの本は2冊目。 ウルフは「意識の流れ」という文学的手法を使ったことで有名。 調べてみたら、意識の流れとは、人物の思考や感情が、川の流れのように途切れなく変化していく様子を表現する方法。出来事を客観的に書くのではなく、人物の主観的な視点から、思考や感情の動きを...

ヴァージニア・ウルフの本は2冊目。 ウルフは「意識の流れ」という文学的手法を使ったことで有名。 調べてみたら、意識の流れとは、人物の思考や感情が、川の流れのように途切れなく変化していく様子を表現する方法。出来事を客観的に書くのではなく、人物の主観的な視点から、思考や感情の動きを直接的に書くことが特徴。 という説明があったけど、個人的には客観的に感じちゃったな。 思考や感情が途切れなく変わっていくところがのめり込めなかったのか、フィルターを通して世界を見ているような、夢の中にいるような、そんな感覚がずっと続く。 話は入ってきにくかったから読み切れるか心配だったけど、読み心地は嫌いじゃない。 意識の流れを使ったものから、ファンタジー、ゴースト・ストーリー的な作品など、短編20作。

Posted by ブクログ

2025/04/04

物語の起点から語られる事象は、ウルフの研ぎ澄まされた感性の紡ぎや意識の流れに揺蕩い、想像の羽織を纏う。羽毛の白を湛えた月の光、闇を紡ぐ木々、星々を薄紗で覆う空、紫の星のような花々…詩のように美しい短篇たち。愛おしい世界。 ウルフのさまざまな彩り世界が堪能出来る美しい短篇集。透明さ...

物語の起点から語られる事象は、ウルフの研ぎ澄まされた感性の紡ぎや意識の流れに揺蕩い、想像の羽織を纏う。羽毛の白を湛えた月の光、闇を紡ぐ木々、星々を薄紗で覆う空、紫の星のような花々…詩のように美しい短篇たち。愛おしい世界。 ウルフのさまざまな彩り世界が堪能出来る美しい短篇集。透明さの純度の高さが、ウルフにしか見えない世界を紡ぎだします。詩のような散文のような言葉の連なりがとても好き。 「ラピンとラピノヴァ」「青と緑」「外から見たある女子学寮」「憑かれた家」「壁の染み」などお気に入り。(2022年2月3日読了)

Posted by ブクログ

2025/01/08

文章はとても美しいが、読みながら「これは何が言いたいのだろう?」と思ってしまった。巻末にウルフの文学に対する姿勢などが書かれているので、そう言う意図があったのかと納得した。

Posted by ブクログ