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我が友、スミス
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我が友、スミス

石田夏穂(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2022/01/19
JAN 9784087717884

我が友、スミス

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商品レビュー

3.9

147件のお客様レビュー

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2026/05/09

 筋トレにより別の生き物になることを望んだはずが、ボディービルの大会に臨むことで女性であることを意識せざるを得なくなる。決勝での行動は社会が変わらないことへの主人公の静かな怒りだろうか。  ジムで筋トレに励む人たちはみなストイックだが、この本を読みその理由が少し理解できた。筋トレ...

 筋トレにより別の生き物になることを望んだはずが、ボディービルの大会に臨むことで女性であることを意識せざるを得なくなる。決勝での行動は社会が変わらないことへの主人公の静かな怒りだろうか。  ジムで筋トレに励む人たちはみなストイックだが、この本を読みその理由が少し理解できた。筋トレにより心も身体も変わるならチャレンジしてみようかな。

Posted by ブクログ

2026/04/29

昔の職場で、決まった時間に決まったようにブロッコリーを食べ、増量期には山盛り食べ、人知れず何かの大会に出ていた人を思い出した。その人のでた大会をこっそり調べてその肉体を見てやんや言っていた私たち。この主人公の苦手とする人たち側に立っていた。カッコいい体にはそれなりの理由が、当然な...

昔の職場で、決まった時間に決まったようにブロッコリーを食べ、増量期には山盛り食べ、人知れず何かの大会に出ていた人を思い出した。その人のでた大会をこっそり調べてその肉体を見てやんや言っていた私たち。この主人公の苦手とする人たち側に立っていた。カッコいい体にはそれなりの理由が、当然ながらあるんだよな。そこら辺に想像力を及ばさなかった自分がちょっと恥ずかしい。普段運動を全くしてこなかった私が、YouTubeをみて最近ちょこっとストレッチなどしている。ほんの1週間ほどでダルダルの背中・腹がダルダ、くらいにまでは引き締まった。今はダル、を目指している。全くもってレベルの違う話だが、体が変わっていく喜びは共感した。それにしても、この作者の本を読むのはこれで2冊目だけど、全然違う業界の話を書いてくるんだな。まさか自身が経験した…訳じゃないよね?取材なのか調べたのか、すごいね。

Posted by ブクログ

2026/03/22

「別の生き物になりたい」で手にとり、筋トレ本かと思いきや「女」で生まれたからこそ「別の生き物になることは不可能だ」というメッセージ性を強く押し出したジェンダー問題の提議本だと私は感じた。筋トレに興味はないがとっつきにくくなくスルスルと読めて面白かった。私の体は引き締まってないから...

「別の生き物になりたい」で手にとり、筋トレ本かと思いきや「女」で生まれたからこそ「別の生き物になることは不可能だ」というメッセージ性を強く押し出したジェンダー問題の提議本だと私は感じた。筋トレに興味はないがとっつきにくくなくスルスルと読めて面白かった。私の体は引き締まってないからコンプレックス。太ったな運動しなきゃなーと思いつつ、筋トレ…確かに自分の体を鍛える事は誰でも始める事ができるし、身体が変われば意識も変わる。筋肉は裏切らない。よく聞くし続けるストイックさの先にある成果やマインドは尊敬する。 「女性は大変ですね」 主人公の忘れられない言葉として脳裏に焼き付く。労っているのか憐れんでいるのか、痛ましそうにかつ優越感や、軽蔑、安堵もその言葉から推し量る。 筋肉を鍛え、その筋肉を発表する場のボディビル大会に参加する事になる。筋肉だけを鍛えるだけかと思いきや ハイヒール、大きなピアス、歯のホワイトニング、肌調整。そして何よりも、笑顔。 筋肉を見せに行くのに、それ以外の事もしなければならず悪戦苦闘する。 男性のボディビルにはハイヒールもない笑顔もなくてもいい、何故女性には必須とされるのか。と疑問を持ちながら大会の準備をする。 筋肉ムキムキになるなんて女らしくないと世間は思っているが、実はジェンダーを最も意識させる場、女らしさの追求されるのがボディビル大会だった。 化粧をしない、スカートも履かない、髪は伸ばさない、愛想もない。だけど女だ。そんな事十二分にしなくても女で、これ以上でもなく女。なのに「女らしく」を強制させられる。 モヤモヤしながらこれは戦いだから勝ちたいという一心で大会当日を迎えるが、最後の本来の自分が見せたかった自分の筋肉だけを見てほしいという葛藤にかられ異端者のようにでも自信満々にステージを闊歩する主人公をみて清々しい気持ちになれた。 身体がみるみる変わって「別の生き物になれた」けれどやはり女である以上別の生き物にもなれない。でも自分という生き物を素直に確立してマインドフルネスに自分は自分らしく生きるという幸せを得たという事だと思う。 タイトルの我が友、スミス。 スミスは筋トレマシーンのスミスマシーン。一人で筋トレを行えるマシーンと説明としていて、一人でも自分だけのために自分一人で向き合う姿勢を表したいいタイトルと感じた。

Posted by ブクログ

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