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我が友、スミス
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我が友、スミス

石田夏穂(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2022/01/19
JAN 9784087717884

我が友、スミス

¥1,540

商品レビュー

3.9

119件のお客様レビュー

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2024/10/27

純粋に面白かった。  現在パーソナルトレーニングを週一で受けていて、それはただ長生きしたいからという理由だけなのだが、この小説を読み、この界隈の先にはこんな世界が広がっていたのかとただただ感心した。 主人公を含め、極限まで自分に挑戦する姿はカッコいいと思った。

Posted by ブクログ

2024/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一般的には、筋トレ、ボディビルと普通の女性は結びつかないと思う。主人公は別の生き物になりたいと思って筋トレに励んでいたのだが 女性のボディビル大会では、女性としての美しさも審査の対象となる。美容脱毛、肌の手入れ、ピアス、ハイヒール。主人公は心ならずとも、それを受け入れつつ、大会に挑む。 同僚は女性は大変ですねという。 大会の美容面のサポートは笑顔が足りないという。 最終的に主人公は自分の思うように生きて行くことに清々しさを感じた。

Posted by ブクログ

2024/09/23

石田夏帆さんのデビュー作。やっと読みました。筋トレしたくなる。 ボディ・ビルって筋肉こそ大正義!と叫ぶ特殊な人間が行う、ある種崇高な世界というイメージがあったが、やはりどの業界にも暗黙のルールだったり俗っぽさ、それに対する葛藤があるのだなあと感じた。 「別の生き物になりたい」と...

石田夏帆さんのデビュー作。やっと読みました。筋トレしたくなる。 ボディ・ビルって筋肉こそ大正義!と叫ぶ特殊な人間が行う、ある種崇高な世界というイメージがあったが、やはりどの業界にも暗黙のルールだったり俗っぽさ、それに対する葛藤があるのだなあと感じた。 「別の生き物になりたい」と欲した主人公が、ボディ・ビルでも強烈なジェンダーを意識したところが印象的だった。確かに主軸は筋肉だけど見た目の美しさを評価して勝敗を決める競技、と考えると「女性は大変ですね」に容易く繋がっちゃいそうだなと思う。 でもなんか、身体を鍛えるっていいですね。己の理想を目指して、限界まで追い込む。修行僧のように行為自体は禁欲的で謎の尊さがある。しかしそれが他人と競うステージになれば色々な要素が介入してくる。みんなそれぞれ納得と妥協を重ね合わせて、戦ったり戦わなかったりすればいい。

Posted by ブクログ

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