商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/01/04 |
JAN | 9784167918132 |
- 書籍
- 文庫
記憶の中の誘拐
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記憶の中の誘拐
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商品レビュー
3.7
19件のお客様レビュー
シリーズ2つ目なのでまとめて読了 警察ものの小説(推理小説であってもなくても)もそこそこ読んできたと思っているが 死後硬直が始まるということを知ってはいてもそれが解けるのは知らなかった 推理は論理的だが犯人の動機はとってもウェットなかんじ 館長が出歩くことを始め、1作目より登...
シリーズ2つ目なのでまとめて読了 警察ものの小説(推理小説であってもなくても)もそこそこ読んできたと思っているが 死後硬直が始まるということを知ってはいてもそれが解けるのは知らなかった 推理は論理的だが犯人の動機はとってもウェットなかんじ 館長が出歩くことを始め、1作目より登場人物の人間味増してる 人生を〈偶然〉が手引きする 〈必然〉で〈運命〉 と解説に載っており、心に残りました
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
未解決事件などの捜査書類や証拠品を収める警視庁の犯罪資料館─通称『赤い博物館』の館長・緋色冴子と部下の寺田聡が未解決事件を再捜査する全5編の短編集です。事件関係者の視点、提示された証拠、聞き込みそして推理していく様子はわかりやすいです。 こちらはシリーズ2作目で前作は原作にしたテレビドラマ(二時間ドラマ)を観たことがきっかけで読みました。前作が面白かったので今作も期待して読んだのですが期待値が高かったためか、犯人の行動に『えっ?確かに騙されたけれどこれは無理がないか…?』感じる話もありました。(犯人がある行為をしていたという点では前作の「死が共犯者を別つまで」のほうが無理を感じなかった)、犯人が何のためにその行為をしたか?という意外性では「連火」「死を十で割る」「記憶の中の誘拐」が良かったです。また前作とは異なり情緒的な面での動機があったり、安楽椅子探偵のように資料と寺田からの話で事件を解決していた冴子が外に出て事件関係者の話を聞きに行くという行動をしたりしており変化を感じました。次作も楽しみです。
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赤い博物館の第二弾。内容は、第一作よりも深い感じ。ただ、館長緋色紗栄子が関係者の聴き取りに同行するなど、少し物語が変わっている。第一作のままで推理を働かせなかったか、少し残念に思う。
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