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歪んだ波紋 講談社文庫
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歪んだ波紋 講談社文庫

塩田武士(著者)

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歪んだ波紋 講談社文庫

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/11/16
JAN 9784065260357

歪んだ波紋

¥858

商品レビュー

3.5

50件のお客様レビュー

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2025/11/28

「盤上のアルファ」おもしろかったのに… 読み終えて、ホッとしてます 『ヴァーチャル・エステイト』には失笑 ┐(´д`)┌ヤレヤレ

Posted by ブクログ

2025/10/31

轢き逃げ事件の犯行車両が被害者宅に……というスクープを取った新聞記者の物語が第一話。 まるで誤報と虚報をテーマにした5話の短編集、連続短編のように描かれていたが、数多の点が絶妙に繋がっては途切れ、途切れては繋がるような感覚を覚えて、全てを一つの物語と勘違いしたまま読み終えてしま...

轢き逃げ事件の犯行車両が被害者宅に……というスクープを取った新聞記者の物語が第一話。 まるで誤報と虚報をテーマにした5話の短編集、連続短編のように描かれていたが、数多の点が絶妙に繋がっては途切れ、途切れては繋がるような感覚を覚えて、全てを一つの物語と勘違いしたまま読み終えてしまった! それほどに、たった150ページの中に多くの人物、誤報事件、虚報事案が発生する。 人や媒体を信頼することと、情報を信頼することの違い、そして人も自分も情報をどのように得て受けられるのか。 「歪んだ波紋」は、決して作中の苦悶する記者たちだけではなく、自分のような他業種、一般的人間の判断力が問われる罠のようなものなのかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/10/13

塩田さん初作品。 怖!ジャーナリズムの世界怖!情報社会怖!!となる作品でした。 登場人物が皆ジャーナリズムの世界に関係している人達の連作短編集。 作中では虚報について深く掘り下げられていて、締切やプレッシャーにより真実でない記事を出したり、誰かを貶めるために意図的にフェイクニュー...

塩田さん初作品。 怖!ジャーナリズムの世界怖!情報社会怖!!となる作品でした。 登場人物が皆ジャーナリズムの世界に関係している人達の連作短編集。 作中では虚報について深く掘り下げられていて、締切やプレッシャーにより真実でない記事を出したり、誰かを貶めるために意図的にフェイクニュースを流したりする恐ろしい展開があります。 フェイクニュースが作られていく過程•何故フェイクニュースが作られてしまうのかが、事細かく説明されていて、末恐ろしい情報社会になってしまったと実感しました。 普段何気なく目にしているネットニュースやtvのワイドショーについても、無意識に信じ込んでしまわないように、自分の中で軸を持っておこうと思いました。 熟練の新聞記者ですら同業者に騙されているので、この人とこの人は繋がってるの?!もう何を信じたらいいの?!と混乱しまくりでした笑 新潟出張で読んだ思い出の作品!

Posted by ブクログ