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歩道橋の魔術師 河出文庫
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歩道橋の魔術師 河出文庫

呉明益(著者), 天野健太郎(訳者)

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歩道橋の魔術師 河出文庫

1,078

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/11/05
JAN 9784309467429

歩道橋の魔術師

¥1,078

商品レビュー

4.5

23件のお客様レビュー

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2024/07/16

出版社(河出書房新社)のページ https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467429/ 内容、著訳者紹介

Posted by ブクログ

2024/06/12

今はなくなった台北「中華商場」という場所を舞台にした短編小説。子供時代体験したであろう色々な出来事の不思議さ、昂揚感、心がしめつけられる悲しみみたいなものを小説で見事に表しているなあと感じた。そんな色んな子どもたちの共通の記憶として「歩道橋の魔術師」がいて、各物語に影響を与えてい...

今はなくなった台北「中華商場」という場所を舞台にした短編小説。子供時代体験したであろう色々な出来事の不思議さ、昂揚感、心がしめつけられる悲しみみたいなものを小説で見事に表しているなあと感じた。そんな色んな子どもたちの共通の記憶として「歩道橋の魔術師」がいて、各物語に影響を与えている。 面白かったので「自転車泥棒」「複眼人」なども読んでみたいなと思った。 村上春樹っぽい言い回しもところどころ見られる。ちょっと気になり調べてみると、とあるインタビュー記事に「ねじまき鳥クロニクル」を読んだことがあると話しておられた(作中にも村上春樹の名前が一度出てきた)。 p.246 彼女の完璧な耳たぶに注意を引かれた。←これ春樹じゃん!とか一人で興奮してました。 個人的に好きなお話は『光は流れる水のように』。

Posted by ブクログ

2024/01/20

商場が舞台なので賑やかな内容と思いきや、常にシーンと静まり返った雰囲気。どこか夕立前の雲の鬱屈さを彷彿とさせた。読めば読むほど哀愁漂う当時の台湾がありありと浮かび上がってくるようで、なんだか不思議な感覚だった。 子どもの記憶の曖昧さが相まって、より哀愁漂う雰囲気になっていたと思う...

商場が舞台なので賑やかな内容と思いきや、常にシーンと静まり返った雰囲気。どこか夕立前の雲の鬱屈さを彷彿とさせた。読めば読むほど哀愁漂う当時の台湾がありありと浮かび上がってくるようで、なんだか不思議な感覚だった。 子どもの記憶の曖昧さが相まって、より哀愁漂う雰囲気になっていたと思う。個人的には「九十九階」と「ギター弾きの恋」がお気に入り。

Posted by ブクログ

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