商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/11/05 |
JAN | 9784022518002 |
- 書籍
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月夜の森の梟
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月夜の森の梟
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商品レビュー
4.1
60件のお客様レビュー
大切な宝箱を覗かせて貰ったような気持ちになった。ご夫妻の何気ない日常がそこにはあって、大切にお互いを慈しみながら過ごす日々が感じられて、胸が締め付けられた。あぁ、きっとお二人はどちらももっと側にいたかったに違いない。当たり前の日々がもっと長く続く筈だったのに。 自分に置き換えた...
大切な宝箱を覗かせて貰ったような気持ちになった。ご夫妻の何気ない日常がそこにはあって、大切にお互いを慈しみながら過ごす日々が感じられて、胸が締め付けられた。あぁ、きっとお二人はどちらももっと側にいたかったに違いない。当たり前の日々がもっと長く続く筈だったのに。 自分に置き換えたら、とても耐えられないと思った。でもきっといつか来る未来だ。耐えられない、ではない。きっと受け入れるしかないんだろう。でも心臓を引き千切られるような気持ちになった。綺麗事かもしれないけれど、この感情を忘れずにいたいなと思う。いつかどちらかが先に逝く。身勝手ながら、願わくば私が先にと思うけれど、こればかりはどうなるか分からない。悔いのないように愛を伝えて、毎日を大切に行きていこうと思った。
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逝ってしまった夫への愛惜が一冊分だと重いなーと思っていたら、一話毎の最後の2行にオチがある。さすが直木賞作家。 そのオチがあまりに滋味あり面白くて思わず書き留めてしまった。
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静謐で俯瞰した筆致が涙を誘う。身近な人を喪う辛さ、悲しみは想像以上である。二人の思い出は永遠。どんなに時が経とうとも、愛した人はずっと傍にいる。
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