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御坊日々
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御坊日々

畠中恵(著者)

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御坊日々

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2021/11/05
JAN 9784022517999

御坊日々

¥1,540

商品レビュー

3

26件のお客様レビュー

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2025/06/12

江戸の時代から、維新で明治になってほどない時期。檀家がおらず稼ぎのない寺の運営を続けるだめ、相場師で食い扶持を稼ぐ坊主の話。 ご維新の最中に亡くなった師僧の死の原因を探りつつ、日々持ち込まれる相談事を解決する連載もの。 ほっこりした世界観の割に、力技やご都合主義な解決策のことも多...

江戸の時代から、維新で明治になってほどない時期。檀家がおらず稼ぎのない寺の運営を続けるだめ、相場師で食い扶持を稼ぐ坊主の話。 ご維新の最中に亡くなった師僧の死の原因を探りつつ、日々持ち込まれる相談事を解決する連載もの。 ほっこりした世界観の割に、力技やご都合主義な解決策のことも多く、いまひとつ盛り上がりに欠けるのが残念。 ご維新直後の混乱期の雰囲気が感じられるのは興味深かった。

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2024/11/09

明治になって時が経ち。儲からない寺を維持するため住職が相場師として金を作っている、という設定が面白い。大きな事件が起きるわけではないけれど、人の温かさを感じる話が多く読後感は良かった。変化していく時代に置いていかれないよう支え合いながら生きていた庶民のリアルが描かれている。

Posted by ブクログ

2024/06/13

主人公は寺の住職兼相場師。一見、相容れない職業だが、一度は廃寺になった寺を、相場で得た金で立て直し、弟子もいる。明治の頃なら、こういうこともあったかもしれないと思わせてしまうところが面白い。檀家もいないので、人々の相談に乗るなどしていると、いつのまにか大事件に巻き込まれていく。相...

主人公は寺の住職兼相場師。一見、相容れない職業だが、一度は廃寺になった寺を、相場で得た金で立て直し、弟子もいる。明治の頃なら、こういうこともあったかもしれないと思わせてしまうところが面白い。檀家もいないので、人々の相談に乗るなどしていると、いつのまにか大事件に巻き込まれていく。相場師としての知識と大胆さが、人助けに役に立つのが楽しい。

Posted by ブクログ