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夜が明ける
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夜が明ける

西加奈子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/10/19
JAN 9784103070436

夜が明ける

¥2,035

商品レビュー

3.9

568件のお客様レビュー

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2026/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森さんが家を訪ねて気持ちを吐き出すシーンで主人公の人生が救われたような気がした 東国さんの優しい理由を話すシーンも印象深い 負けずに頑張れる人が強いんじゃなくて辛い時に助けを求められる強さが生きていく上で必要だと思った 主人公の追い詰められていく描写がリアルでしんどい

Posted by ブクログ

2026/02/23

この作品、冒頭は男同士の友情物語かと思いきや、なかなか重い内容。主人公とその友人の非日常と思える日常生活を通して、現代社会が抱える問題にフォーカスし、その暗部を浮き彫りにしている。その割に必要以上の重苦しさを感じずに読める。 過酷な生活環境に身を置く二人は、その精神的肉体的な重圧...

この作品、冒頭は男同士の友情物語かと思いきや、なかなか重い内容。主人公とその友人の非日常と思える日常生活を通して、現代社会が抱える問題にフォーカスし、その暗部を浮き彫りにしている。その割に必要以上の重苦しさを感じずに読める。 過酷な生活環境に身を置く二人は、その精神的肉体的な重圧によって消耗し、現状の異常さ危うさを感知できなくなってしまう。暗闇に身を置く二人が一点の光とすがったものは、やはり人。他人の手助けによって主人公が暗闇からの脱出を図ろうと行動を起こす頃、友人は想像もつかない場所にいた。そして主人公に届いた手紙には・・・ 感動せずにはいられない物語の結末。それでもハッピーエンドとは思えない。果たして二人の夜は明けたと思ってよいのだろうか。 個を尊重し何かと目的意識や価値観などを問われる昨今、人の数だけ生き方があるとは言え、ふと疑問を抱かせる内容でもあった。

Posted by ブクログ

2026/02/22

********************************************* 15歳から33歳までの男達の友情と成長の物語。 貧困、過重労働、ハラスメント、虐待、という 社会の闇に深く沈み、限界まで追い詰められて、 それでも光を求め葛藤する再生と救済の奇跡。 ***...

********************************************* 15歳から33歳までの男達の友情と成長の物語。 貧困、過重労働、ハラスメント、虐待、という 社会の闇に深く沈み、限界まで追い詰められて、 それでも光を求め葛藤する再生と救済の奇跡。 ********************************************* 読んでいる間苦しくて苦しくて鬱々として、 早く逃れたい一心で一気に読んでしまった。 必ず救いがある、と信じていたけれど、 はっきりとした救済は描かれず失望絶望。 それでも目を背けたくなる過酷さとは裏腹に、 何故か目が離せないダイナミックさがあった。 (それこそが西加奈子作品!拍手!て感じだけど、 それをも上回る陰鬱さと闇深さがあって病んだ) 社会人になり過酷な労働やハラスメントの中で、 少しずつ壊れ恨みに囚われながら沈んでいく俺。 仕事に追われ疾走する時間と、 退職後に停滞していく時間は、 闘志を失った心の重さそのものだった。 それでも小さな出来事や人の存在が救いとなり、 新しい気付きを得て、救済され、再生していく。 勝ち負けで戦うのではなく、抗う。助けを乞う。 それは負けではないし、弱さではないのだ。 その気力こそが、この物語の救いなのかも。 一方でアキを救ったのは、たったひとつの信条。 貧困や虐待の中で生きる厳しさが静かに描かれ、 元々持たざる者として生きた彼の悲しさが痛い。 それでも誰も恨まなかったという点で、 彼はむしろ勝者だったのかもしれない。 最期は深沢暁として生ききったのだと信じたい。 ----------✂︎-----------✂︎----------✂︎-------- 全体的に陰鬱で荒廃的で病的でお勧めできない笑。 でも、知らないでいることは無垢でいて時に罪、 ということに気付かされた。気付きが多い作品。 前半明るかった分、後半の闇落ち感が辛かった泣。 ----------✂︎-----------✂︎----------✂︎--------

Posted by ブクログ