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ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機 岩波新書1894
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2021/09/21 |
| JAN | 9784004318941 |
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ジョブ型雇用社会とは何か
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ジョブ型雇用社会とは何か
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商品レビュー
3.9
59件のお客様レビュー
日本、外国のいいとこ取りをしようとしてうまく行くこともあるようだけど、雇用に関しては中途半端に取り入れて問題を複雑にしてしまっているらしい。前提からして違う。勉強になった。
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メンバーシップ型 ・iPS細胞方式。手にくっつけたら手の細胞になるし足にくっつけたら足の細胞になる ・教育も、今このジョブができる人を育てるのではなく、何でもできる可能性のある素材を育てて企業に提供していくという、日本の雇用システムを前提として最適化してきた ・職業訓練コース...
メンバーシップ型 ・iPS細胞方式。手にくっつけたら手の細胞になるし足にくっつけたら足の細胞になる ・教育も、今このジョブができる人を育てるのではなく、何でもできる可能性のある素材を育てて企業に提供していくという、日本の雇用システムを前提として最適化してきた ・職業訓練コースを辿った人間は相対的にレベルの低い人間と評価される ジョブ型 ・ジョブに値札(=賃金)がついている ・値札の付け方が「職務評価」。圧倒的に多くの日本人が誤解するが、ヒトの評価ではない ・そのジョブがなくなったというのが最も正当な解雇理由になる ・ジョブがあるのに解雇しようとするなら、そのジョブを遂行することができないほど無能であることを会社は立証しなければならない ・資格が全て ・しかし本当にその労働者がその仕事を「できる」のかどうかは、終了証書だけで決まるものでは無いのではないかと言う疑問は、欧米でも当然のように提起されている。 中、そこでノンフォーマル学習と言う概念が登場。 ・借家契約のようなもの。家屋(ジョブ)を離れて「会社は親、社員は子」という人間関係を設定する契約ではない。大家が借家を廃止してその土地にマンションを建てると言えば、その借家契約は終わるのが当たり前。会社が事業を再編成して、そのジョブは廃止すると言えば、その雇用契約は終わる。**大家にはどこか別の自分の所有する借家に住まわせる義務があるわけではないし、店子の方もそれを要求する権利があるわけではない。 ・本来の意味でのリストラ(ジョブがなくなったから解雇)が最も正当な理由のある解雇。ここが分かるか分からないかが、ジョブ型というものの本質が分かるか分からないかの分かれ目。 ・「5年10年経ったらもっと上の難しい仕事をしているはずだ」というのはメンバーシップ型の常識に浸かっている。5年後、10年後に、採用された時のジョブとは別のジョブに就いているとしたら、それはそのジョブの社内外に対する公募に応募して採用されたから。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジョブ型とメンバーシップ型という雇用の仕組みを比較しながら、日本の雇用システムの問題を丁寧に解き明かしている一冊。 特に印象的だったのは、メンバーシップ型の雇用契約を「空白の石盤」とたとえた箇所。 日本では職務が曖昧なまま採用され、企業が必要に応じて仕事内容を書き足していく——この構造が、評価基準の不透明さや年齢依存の人事慣行につながっていると指摘していた。 また、大学教育と職業の接続が弱く、専門的スキルを育てにくい現状にも触れており、ジョブ型に移行するには企業だけでなく産官学の連携が不可欠だと感じた。 一方で、外資系企業が日本でどのようにジョブディスクリプションを運用しているか、という視点がなかったのは少し残念。 問題提起中心で終わっており、もう一歩踏み込んだ提案があればより良かったと思う。
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