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差別はたいてい悪意のない人がする 見えない排除に気づくための10章
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 大月書店 |
| 発売年月日 | 2021/08/26 |
| JAN | 9784272331031 |
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差別はたいてい悪意のない人がする
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商品レビュー
4.3
96件のお客様レビュー
誰もが持つ差別感情について、ホットな話題などを使って分かりやすく解説している本。 自由に電車に乗り降りし、映画を見にいくことが「特権」であること。特定の人々の「せいで」差別に関する運動に反対する人がいれば、それこそが差別の構造であること。こういう人々が「嫌い」と言えることが権力...
誰もが持つ差別感情について、ホットな話題などを使って分かりやすく解説している本。 自由に電車に乗り降りし、映画を見にいくことが「特権」であること。特定の人々の「せいで」差別に関する運動に反対する人がいれば、それこそが差別の構造であること。こういう人々が「嫌い」と言えることが権力であること。など、なぜ悪意なく差別をしてしまうのかの構造が言語化されておりハッとなる箇所が多かった。
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本屋lighthouseさんでゲット。今この世界で生きる人類全員読むべき!ってくらいタイムリーなトピックだし、能力主義のパラドックスはグサッときた。炎上案件に対して「これも差別なの?」「差別の意図はなかったのに…」と思ったことある人はぜひ一読を。
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原題『善良な差別主義者』。差別をしないように意識していても、差異を明確に認識すること、その差異に対してマイナスの感情を持つこと自体がある意味差別なのでは?と感じていたので、実質的平等の概念を知ることができたことは特に意味があった。今後も向き合っていきたいテーマなので、入門編として...
原題『善良な差別主義者』。差別をしないように意識していても、差異を明確に認識すること、その差異に対してマイナスの感情を持つこと自体がある意味差別なのでは?と感じていたので、実質的平等の概念を知ることができたことは特に意味があった。今後も向き合っていきたいテーマなので、入門編として出会えてよかった。 印象に残った話 ・自分が特権を有する側であることに気づくきっかけは、その特権が危うくなる経験をした時(海外で理不尽な対応をされたなど)だが、性別などなかなか逆の立場を経験しにくい条件の場合、一生特権に気付かないかもしれない。 ただ、割り勘論争のように社会の変化によって特権が感知されることもある。そもそも男女の経済力が平等であったならば、女性が男性に経済的に依存する必要もなかったので、今男性が理不尽さを感じているのは、これまで認識していなかった経済的な特権を自覚することができたからである。 ・殆どの人は差別に反対しているが、人々は損失の可能性と利得の可能性のうち、損失の可能性の方により敏感に反応する(損失回避バイアス)ため、女性専用車論争に見られるように自分の特権が失われそうになったときに反発する ・マイノリティが公共空間で見えない理由として、最初からいないケースと、マイノリティが自分を隠すケースがある。後者について特にセクシャルマイノリティは、パッシング(社会が正常とするアイデンティティを装う)が可能な場合が多い。 ・マイノリティのフェスティバルが開催されると、それに反対する人々が暴動を起こす。すると、「被害者が公共空間に出てくるから犯罪が発生するのだ」という、マイノリティに犯罪の原因を見出し、マイノリティが公共空間に登場しにくくなる方式をとっており、犯罪を企てる人々の望み通りの決定を国家が下すことになる。 ・「女性を差別するな」といいながら男女の差異を語り、女性を保護する政策を打ち出すことは、矛盾しているように見える。この「差異のジレンマ」はをどうするか?そこで「差異」の用例に注目する。主流の人が中立的で、そうでない人が異なるのではない。主流集団を普遍的なものと見なし、非主流だけを異なると表現するのではなく、障がい者が違うように、非障がい者も違うという、相対的な観点を持つ。形式的平等(男女同じ対応をする)ではなく、実質的平等(差異を正しく認識し適切な対応をする)を目指すべき。
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