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ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者 ちくま学芸文庫
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ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者 ちくま学芸文庫

藤永茂(著者)

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ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者 ちくま学芸文庫

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2021/08/12
JAN 9784480510716

ロバート・オッペンハイマー

¥1,540

商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2024/11/04

原爆の開発に重要な役割を果たしたオッペンハイマーだが、量子力学を学び様々なアイデアを実現させた発想自体は凄いものだが、彼自身がそれ自体が莫大な威力を生み出す水爆につながることを察して開発に反対したことは何かの力が働いたと感じた.ウラン238には0.7%しか含まれていないウラン23...

原爆の開発に重要な役割を果たしたオッペンハイマーだが、量子力学を学び様々なアイデアを実現させた発想自体は凄いものだが、彼自身がそれ自体が莫大な威力を生み出す水爆につながることを察して開発に反対したことは何かの力が働いたと感じた.ウラン238には0.7%しか含まれていないウラン235が核分裂を起こすことを発見したが、分離が難しいため、プルトニウムに焦点を当てた着眼は素晴らしいと感じた.それぞれ広島と長崎に投下されるが、ソ連との開発競争に関連する政治問題はあまり面白くなかった.

Posted by ブクログ

2024/08/05

物理学者と哲学と。理論物理学でなく明確に「兵器」を設計していたことが明確に記録されている。物理学者というものは、兵器設計をしていても、崇高な理想の元で理(=神のセオリー)を突き詰めているような錯覚に囚われるのだろうか。アカデミーと政治哲学が交差し、物理学者の苦悩がある。

Posted by ブクログ

2024/07/10

4月からずーっと読んで、やっと読了。ともかくたくさんの人が出てきて 若干 混乱気味のまま最後まできた。読み始めてから 映画を観て 今 再び 映画が観たくなった。戦争という事実も こっち側とあっち側(こういう区別はダメかもしれないけど)じゃ 捉え方、関わり方も違うんだな、とオッ...

4月からずーっと読んで、やっと読了。ともかくたくさんの人が出てきて 若干 混乱気味のまま最後まできた。読み始めてから 映画を観て 今 再び 映画が観たくなった。戦争という事実も こっち側とあっち側(こういう区別はダメかもしれないけど)じゃ 捉え方、関わり方も違うんだな、とオッペンハイマーという人物を通して わかったような気がする。水爆開発に反対を表明した姿に 天才の物理学者も 人間だったんだ とほっとした。うまくまとまらないけれど ずしんときた。今年の広島・長崎の原爆の日は いつもと違う感じがする。

Posted by ブクログ

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